医療事務管理士®

医療保険請求事務に必要な知識を認定する資格です。

職種・業界:

医療事務

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 試験日の前月下旬まで
試験実施日: 奇数月下旬の土曜日
合格発表日: 試験日の概ね1ヵ月後
受験地  : 全国主要都市
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 医療事務のしごとの中心的な業務である、診療報酬請求業務に関する知識を認定する民間資格です。
 試験は、医科と歯科に分かれていて、誰でも受験することができます。
 医療事務のしごとは、医師看護師のように資格がなければ業務ができないといった免許制ではありませんが、医療事務の資格があれば、実務経験がなくとも、しごとに関する一定レベルの知識があるものとして評価されるメリットがあります。医療事務管理士®は、数ある医療事務資格の中でも受験者数も多く、日本で最初の医療事務の資格とされています。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 試験は、実技試験と学科試験の2部構成で行われます。
 医科の実技試験は、カルテを見て診療報酬明細書を作成する問題が外来・入院の2問と、保険証の内容などをもとに診療報酬明細書の間違いをチェックする問題が1問出題され、3問とも一定基準の得点が必要になります。
 学科試験は、医療保険制度や法規、医学知識などに関する選択式のマークシート問題が出題されます。
 実技・学科とも、試験会場に参考資料を持ち込んで、資料を見ながら解答することができます。
 なお、実技・学科のいずれか一方のみが合格基準を満たした場合は、以後3回の試験までは合格した方の科目は受験免除となります。在宅受験の制度もありますが、その場合は科目合格は認められていません。

【目安】費用5~10万円こんな勉強

 医療事務のしごとの中でも、とくに保険請求事務にまつわる知識を中心に勉強します。
 この資格試験の対策講座は、「ソラスト教育サービス」で行っていて、通学講座または通信講座で勉強することができます。対策講座の修了後には、系列の日本医療事務センターを通じて、派遣先などのしごとの面倒をみてもらえる利点もあります。
 なお、試験問題集も販売されていますので、すでに基礎知識がある場合は独学で勉強することも可能です。

通信講座・スクール
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試験概要

◆主催団体
  技能認定振興協会
◆試験科目
●実技:診療報酬明細書の作成・点検
●学科:法規/医学一般/保険請求事務
◆合格基準
●実技:各問とも50%以上、かつ全体で70%以上の得点
●学科:70%以上の得点
◆合格率
50%程度


 
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