高圧ガス販売主任者

高圧ガスの販売事業所に必置の国家資格です。

職種・業界:

高圧ガス販売

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 8月下旬~9月上旬
試験実施日: 11月中旬の日曜日
合格発表日: 1月上旬
受験地  : 全都道府県
取得方法 : 試験合格後に免状交付申請
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 特定の高圧ガスを販売する事業所は、安全のため、販売所ごとに高圧ガス販売主任者を選任するように法令で義務づけられています。
 高圧ガス販売主任者は、国家試験の合格者のうち、所定の実務経験がある者の中から選任されます。国家試験は、高圧ガスの種類に応じて、[第一種]と[第二種]の2種類があります。
 [第一種]は、特殊高圧ガスと呼ばれる危険度が高い7品目や、アセチレン・アンモニア・塩素・フッ化ガスなど主に化学工場で用いられる合計22品目が対象となります。
 [第二種]は、主に家庭用プロパンやタクシーに使われるLPガス(液化石油ガス)が対象です。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 試験科目は、法令・保安管理技術の2科目で、5肢択一の問題になります。
 合格基準は、各科目とも60%の正答率です。
 試験実施機関の高圧ガス保安協会では、科目免除が受けられる講習を実施していて、講習修了者は保安管理技術の科目が免除され、法令科目のみの受験となります。
 また、高圧ガス製造保安責任者の免状を持つ場合は、甲種・乙種であれば[第二種]の法令科目の一部と保安管理技術が免除されるなど、免状の種類によって所定の科目免除が受けられます。

【目安】費用2~3万円こんな勉強

 法令科目は、高圧ガス保安法などの関係法令と各保安規則が勉強の範囲です。
 保安管理技術は、高圧ガスの販売上必要となる保安管理の実務的な内容になります。
 高圧ガス保安協会の科目免除講習は、[第一種]は年1回、[第二種]は年2回、全国の主要都市で3日間にわたって実施されます。最終日に保安管理技術の検定試験が行われ、これに合格すれば、本試験では法令科目のみの受験となります。
 また、各試験区分に応じたテキストや問題集だけ購入することもできますので、それらを用いた自学自習も可能です。

参考書・問題集
  Amazon(本)

試験概要

◆主催団体
  高圧ガス保安協会
◆試験科目
法令/保安管理技術
◆合格基準
各科目とも60%以上の得点。
◆合格率
60~80%程度


 
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