数学検定
数学の実力を評価します。
職種・業界: | 実務一般 に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験日の概ね1ヵ月半前~1ヵ月前 | |
試験実施日: | 4・7・11月 | |
合格発表日: | 試験日の概ね3週間後 | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
実用数学技能検定の1~5級が「数学検定」で、6~12級が「算数検定」になります。数学や算数の実力を評価する試験として、多くの学校などでも採用されており、年間受験者数は30万人にも及びます。
数学検定は、かつては数検と言われていましたが、運営母体が分かれたことによって、数検は別団体が主催する別の検定試験となっています。
数学検定の1級は大学・一般、準1級は高校3年、2級は高校2年、準2級は高校1年、3級は中学3年、4級は中学2年、5級は中学1年程度のレベルを評価するもので、主に大学・高校・中学の入試優遇や単位認定に利用されていますが、就職においてもアピールできる資格です。
2級合格者以上であれば、自作問題を応募して、試験問題に採用されると作問料が支払われます。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
計算技能を試す1次検定(計算技能検定)と、数理技能を測る2次検定(数理技能検定)が行われます。両方に合格すると実用数学技能検定の合格証が発行されますが、1次・2次のどちらか一方のみ合格の場合も、合格した検定の合格証が発行されます。
1次検定は全問必須解答ですが、2級以上の2次検定は必須問題と選択問題から成ります。解答はすべて筆記式で、正解を導くプロセスも重要です。
個人受験の試験日は年に3回ですが、学校などでの団体受験の試験は毎月実施されています。なお、同一試験日に複数の試験級を併願受験することはできません。
【目安】費用1~3万円程度こんな勉強
1級は、微積分や多変数関数などの解析、行列などの線形代数、確率・統計、コンピュータの数値解析やアルゴリズム、その他自然科学への数学の応用など、大学レベルの数学が試験範囲です。
準1級は数学Ⅲ・数学C、2級は数学Ⅱ・数学B、準2級は数学Ⅰ・数学Aのレベルになります。
市販の参考書や過去問題集を使っての自学自習をベースに、日本数学検定協会が主催するテーマ別の講座を受けることでウィークポイントを補うこともできます。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日本数学検定協会
◆試験科目
●1次:計算技能検定
●2次:数理技能検定
◆合格基準
●1次:全体で70%程度の得点
●2次:全体で60%程度の得点
◆合格率
5・4・3級:70~80%、準2級:30~40%、2級:25%、準1級:15%、1級:5%程度
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