国連英検

国連公用語としてとの英語能力を評価する資格です。

職種・業界:

国連英検

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: [第1回]:3月中旬~4月下旬
[第2回]:8月中旬~10月上旬
試験実施日: [第1回]
1次:5月中旬、2次:7月中旬
[第2回]
1次:10月下旬、2次:12月中旬
※2次試験はA級・特A級のみ
合格発表日: [第1回]
1次:6月中旬、2次:8月中旬
[第2回]
1次:11月下旬、2次:1月中旬
受験地  : 札幌・仙台・(千葉)・(さいたま)・東京・(横浜)・(長野)・(静岡)・名古屋・(金沢)・(京都)・大阪・(神戸)・(岡山)・(広島)・福岡・鹿児島・那覇
※( )は1次試験のみ、また特A級の2次試験は東京・大阪のみ
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★★☆ こんな資格

 正式名称は「国際連合公用語英語検定試験」で、国連協会世界連盟のメンバーである日本国際連合協会が主催する、外務省後援の資格試験です。国連英検の特徴は、英語能力だけではなく、世界平和や地球環境など、国連の活動に沿った国際時事問題が出題トピックとして扱われている点です。
 試験は、中学から高校レベルのE~C級、英字新聞を読解できるレベルのB級、外国人と討論をできるレベルのA級、そして、文化・経済などさまざまな分野の問題を自由に討論できるレベルの特A級の6つの試験級で行われます。
 大学の推薦入試や編入試験の評価資格となっているほか、C級以上は国際協力機構(JICA)の海外派遣のレベル認定、B級以上は一部の大学の単位認定、A級以上は外務省ロスター登録制度(国際機関への採用希望者の登録制度)のレベル認定、特A級は国際公務員(JPO試験)の語学力審査の対象にもなっています。
 B級以上であれば、一般企業においてもアピールできるレベルです。

【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験

 E~C級は、リスニングとリーディングの2科目のマークシート試験で、B級はこれにライティングの記述試験が加わります。
 A級・特A級は、リスニング・リーディング・ライティングが1次試験として行われ、合格者は次の2次試験に進みます。2次試験はネイティブスピーカーとの面接試験で、2次試験に不合格の場合は、次回と次々回の1次試験は受験免除が受けられます。
 合格基準や合格率は正式には公開されていませんが、各試験級合格者のTOEIC®テストのスコア平均は、C級合格者が561点、B級は752点、A級は918点、特A級は967点となっており、特A級の合格率は数%の難関試験と言われています。
 なお1次試験では、同じ試験日に隣接級を併願受験することもできます。

【目安】費用2~10万円程度(※各級相応の英語力がある場合)こんな勉強

 「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語力を養う点では、英検TOEFL®テストなどと同じですが、加えて時事問題や、国連とその活動に関する知識を身につける必要もあります。
 指定テキストとして『わかりやすい国連の活動と世界』が市販されており、ほかに各試験級・試験科目ごとの対策書もありますので、各試験級に相当する英語力があれば、これらの教材を用いた自学自習も可能です。
 このほかに、とくにA級や特A級の場合であれば、国連英検特有の語彙・語法や英作文、面接対策のセミナーを行っているスクールもあります。

参考書・問題集
  Amazon(本)

試験概要

◆主催団体
  公益財団法人 日本国際連合協会
◆試験科目
●E級・D級・C級:リスニング/リーディング
●B級:リスニング/リーディング/ライティング
●A級・特A級:1次試験(リスニング/リーディング/ライティング)、2次試験(面接)
◆合格基準
非公開
◆合格率
非公開


 
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