消防官

消防官として採用されるための資格です。

職種・業界:

消防官

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: 5~10月頃
試験実施日: 6~11月頃(※第1次試験日)
合格発表日: 8~翌年1月頃
受験地  : 各市町村
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 自治体ごとに異なる

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 消防官になるには、各市町村が行う消防職員採用試験に合格し、採用される必要があります。
 消防官の採用試験は、高卒程度の「初級」と、大卒程度の「上級」に分けて実施する自治体が多く、試験日程や試験内容は自治体ごとに異なります。
 受験をするには、初級の場合は概ね17歳以上21歳未満、上級は概ね21歳以上28歳未満といった年齢要件を満たす必要がありますが、年齢要件は自治体によって異なりますし、併せて高卒・大卒などの学歴を要件とされる場合もあります。このほかに日本国籍であることと、身長が概ね160(女性は155)cm以上、体重は50(女性は45)kg以上、胸囲は身長の1/2以上など体格基準も実質的な要件となってきます。
 試験合格者は、成績順に採用候補者名簿に掲載され、所定の名簿掲載期間中に採用されれば消防官となります。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 試験時期は自治体によって異なりますが、行政事務などの一般職員の採用試験と併せて実施する自治体と、消防職員のみ別日程で実施する自治体があります。
 試験内容も自治体により異なりますが、一般的には初級・上級とも、1次試験は多肢選択マークシート方式の教養試験と論・作文試験、2次試験は適性検査と身体・体力検査、そして個別面接となります。なお、柔道・剣道の有段者など一定要件を満たしている場合は、教養試験の点数に加点されます。
 試験日程は自治体によって異なりますので、日程の重ならない複数の市町村を併願受験できます。

【目安】費用0~20万円程度こんな勉強

 第1次試験の教養試験は、知能分野と知識分野があり、知識分野は高校までに学んだ各授業科目の復習になります。
 知能分野は地頭(じあたま)を試す試験ですが、特に配点のウエイトが高い数的推理・判断推理は、トレーニングを重ねて問題に慣れることと、典型的な問題の解法の着眼点を養うことが必要になります。
 教養試験については、市販の受験参考書や問題集を使った自学自習が可能ですし、受験予備校や通信講座を利用して効率的に勉強することもできます。
 このほか、体力検査の腹筋・背筋や持久走、シャトルランなどのトレーニングも必要です。

参考書・問題集
  Amazon(本)
通信講座
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スクール
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試験概要

◆主催団体
  各市町村
  ※各自治体の情報は、総務省
◆試験科目の一例
●1次試験:教養試験(知能分野・知識分野)/論・作文試験
●2次試験:適性検査/身体・体力検査/人物試験(個別面接)
◆合格基準
自治体ごとに異なる
◆合格率
自治体ごとに異なる


 
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