コンクリート技士
コンクリートの建設に関わる技術力を認定する資格です。
職種・業界: | 土木に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(マークシートのみ) | |
受験資格 : | 実務要件あり | |
受験申込日: | 8月上旬~9月上旬 | |
試験実施日: | 11月下旬の日曜日 | |
合格発表日: | 12月下旬 | |
受験地 : | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄 | |
取得方法 : | 試験合格後に登録 | |
有効期限 : | 4年間(※更新可能) |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
コンクリートの工事方法や耐久性など、コンクリートの製造・施工などに関わる技術力を認定する民間資格です。
資格は、「コンクリート技士」と「コンクリート主任技師」の2種類があり、前者は製造・施工・配(調)合設計・試験・検査・管理・設計などの業務能力、後者はそれらに加えて研究・指導能力を認定します。
資格試験を受けるには、「コンクリート技士」は3年以上、「コンクリート主任技師」は7年以上の実務経験が必要です。ただし、コンクリート診断士・1級建築士・技術士などの資格を保有している場合は実務経験は不要ですし、高校や大学でコンクリート技術に関する科目を修業している場合や、コンクリート技士がコンクリート主任技師試験を受験する場合には実務経験年数が軽減されます。
国土交通省の土木工事共通仕様書において、工場選定の際の要件としてコンクリート主任技師の常駐が挙げられているなど、建設業界においては定評のある資格です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
土木学会コンクリート標準示方書などの技術面に関する知識と、建築基準法やJIS規格などの法令面に関する知識について問われます。
コンクリート技士試験は4肢択一の選択式と○×式ですが、コンクリート主任技師試験では選択式のほかに記述式問題も出題されます。
記述式問題では、与えられた課題について、実務経験を踏まえた内容の小論文を記述します。
【目安】費用1~4万円程度こんな勉強
市販のテキストや問題集が出ていますので、それらを用いた自学自習が一般的です。
民間のスクール等が行っている受験対策講座や通信講座を利用する方法もあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
スクール
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試験概要
◆主催団体
公益社団法人 日本コンクリート工学会
◆試験科目
コンクリート用材料の品質・試験・管理/コンクリートの配(調)合設計/コンクリートの試験/プラントの計画管理/コンクリートの製造・品質管理/コンクリートの施工/関係法令
◆合格基準
非公開
◆合格率
コンクリート技士:30%程度、コンクリート主任技師:15%程度
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コンクリート技士 |
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