公認心理師
心理カウンセリング関連で唯一の国家資格です。
職種・業界: | 介護・福祉・保健・心理に関する資格 |
|
---|---|---|
資格の種類: | 国家資格(名称独占資格) | |
試験方法 : | 筆記試験(マークシートのみ) | |
受験資格 : | 学歴要件あり | |
受験申込日: | 5月上旬~6月上旬 | |
試験実施日: | 9月上旬の日曜日 | |
合格発表日: | 11月下旬 | |
受験地 : | 北海道・宮城・東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・岡山・福岡 | |
取得方法 : | 試験合格後に登録 | |
有効期限 : | なし |
【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ 社会生活★☆☆こんな資格
心理カウンセリング関連では唯一の国家資格で、民間資格に多い「心理士」ではなく「心理師」の名称が用いられています。国家試験に合格して資格登録をした者でなければ「公認心理師」や「心理師」を名乗ることができない、名称独占資格になります。第1回試験は2018年9月9日(日)です。
公認心理師の活躍フィールドは保健医療・福祉・教育・司法・産業労働分野と多岐にわたり、心理学に関する専門知識とスキルをもって、心理状態の観察・分析、心理カウンセリング、心の健康にかんする普及・教育活動などを行うのが仕事内容になります。
国家試験を受験するには、大学院で心理学に関する所定科目を修了する等の学歴要件が必要です。
ただし、保険医療機関や福祉施設等で心理カウンセリング業務等を行なっている現任者は、第1回試験の2018年からの5年間に限り、現認者講習を受講修了すれば、受験資格が与えられます。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
多肢選択のマークシート試験で、午前2時間、午後2時間の計4時間の試験になります。
試験の出題範囲と出題割合は、ブループリント(公認心理師試験設計表)に「24の到達目標」として示されています。
【目安】こんな勉強
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
厚生労働省及び文部科学省
試験実施・資格登録は、一般財団法人日本心理研修センター
◆試験の出題範囲(※ブループリント「24の到達目標」より)
1)公認心理師としての職責の自覚/2)問題解決能力と生涯学習/3)多職種連携・地域連携/4)心理学・臨床心理学の全体像/5)心理学における研究/6)心理学に関する実験/7)知覚及び認知/8)学習及び言語/9)感情及び人格/10)脳・神経の働き/11)社会及び集団に関する心理学/12)発達/13)障害者(児)の心理学/14)心理状態の観察及び結果の分析/15)心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)/16)健康・医療に関する心理学/17)福祉に関する心理学/18)教育に関する心理学/19)司法・犯罪に関する心理学/20)産業・組織に関する心理学/21)人体の構造と機能及び疾病/22)精神疾患とその治療/23)公認心理師に関係する制度/24)その他(心の健康教育に関する事項等)
◆合格基準
総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正。
◆合格率
第1回試験:79.6%