自家用操縦士(飛行機・回転翼)
自家用のセスナやヘリコプターを操縦できる国家資格です。
職種・業界: | 運輸・倉庫に関する資格 |
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資格の種類: | 国家資格(業務独占資格) | |
試験方法 : | 技能試験あり | |
受験資格 : | 実務要件あり , 年齢要件あり | |
受験申込日: | 各試験日の概ね1ヵ月半前 ※学科試験の場合 |
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試験実施日: | [学科試験]:3・7・11月の日曜日 [実地試験]:申請により随時 |
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合格発表日: | 各試験日の概ね1ヵ月後 ※学科試験の場合 |
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受験地 : | (千歳)・(岩沼)・東京・(名古屋)・大阪・(福岡)・(宮崎)・(那覇) ※学科試験の受験地。( )は3・7月のみ。 |
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取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社会生活★☆☆ こんな資格
パイロットのライセンスは、自家用操縦士・事業用操縦士・定期運送用操縦士の3つに大きく分かれ、さらに飛行機・回転翼航空機(ヘリコプター)・滑空機(グライダー)・飛行船といった航空機の種類や、エンジンが1つの単発機と2つ以上の多発機など航空機の等級や形式によっても細分化されます。
「自家用操縦士(飛行機・回転翼)」は、セスナ機や小型ヘリコプターを、趣味で(報酬を得ないで)操縦するために必要なライセンスです。
ライセンスは、航空法で定める「航空従事者技能証明書」のことで、ライセンスの交付を受けるには、学科試験と実地試験に合格しなければなりません。受験するには、17歳以上で、訓練での総飛行時間が飛行機・回転翼航空機とも40時間以上必要になります。
なお、ライセンスを取得して実際にセスナ機などを操縦するためには、このほかに過去2年以内に技量維持のための特定操縦技能審査を受けていることと、航空特殊無線技士の免許と、定期的な航空身体検査が義務づけられています。
【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験
学科試験は、「航空気象」「航空工学」「航空法規」「航空通信」「空中航法」の5科目について行われます。
各科目とも、4肢択一などのマークシート形式で、合格基準は70%以上の正答率です。
科目合格が認められていて、1年以内に行われる3回の試験を通じて全科目に合格すれば学科試験合格となり、実地試験に進みます。なお、受験資格の年齢要件や航空経歴は、実地試験の受験日までに満たせばよいことになっています。
実地試験は、受験者側で航空機や機材を用意し、各地方航空局に受験申請をして随時実施されます。学科試験合格後2年以内に受験し合格することが要件となっています。
試験は試験官が航空機に同乗し、使用する機体に関する口述試験と、フライトの実技試験になります。
【目安】費用200~500万円程度こんな勉強
事業用航空機やエアラインのようなプロのパイロットを養成する専門学校では、1年次に自家用操縦士の資格を取得できるようなカリキュラムになっています。
趣味として自家用操縦士をめざす場合は、民間のスクールに入校するか飛行クラブに入会するのが一般的です。
スクールの場合は、比較的費用のかからないアメリカなどへ航空留学し、外国のライセンスを取得して、日本のライセンスに書き換える方式が大半です。
飛行クラブの場合は、クラブに在籍している操縦教育証明を持ったパイロットから指導を受けるスタイルになります。
なお飛行訓練を受けるには、航空機操縦練習許可証が必要になります。許可証は、航空身体検査を行い、書類を提出するだけで取得できます。この許可証があれば、自動車の仮免許のように、教官が隣に座って飛行訓練を行うことができます。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
国土交通省 航空局
◆試験科目
●学科試験
航空気象/航空工学/航空法規/航空通信/空中航法
●実地試験
口述試験/実技試験
◆合格基準
●学科試験:各科目とも、70%以上の得点
●実地試験:試験実施細則による総合能力判定
◆合格率
非公開
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自家用操縦士(飛行機・回転翼) |
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