銀行業務検定試験
銀行職員の昇進要件にもなっている資格です。
職種・業界: | 金融・保険・証券に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験日の概ね2ヵ月前~1ヵ月半前 | |
試験実施日: | [6月試験]:6月上旬の日曜日 [10月試験]:10月下旬の日曜日 [3月試験]::3月上旬の日曜日 |
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合格発表日: | 試験日の概ね3週間後 ※記述式試験は概ね7週間後 |
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受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★★☆ こんな資格
多くの銀行や信用金庫の昇進昇格試験にも採用されている、銀行業務に関係する実務知識を認定する資格です。
試験種目は、「法務」「財務」「税務」「年金」「信託・証券」「マネジメント」「融資・渉外」「外為」「金融経済」「FA・預かり資産等」と多岐の分野にわたり、また分野ごとに、初級職員を対象とした4級レベル、中堅職員を対象とした3級レベル、管理職や専門職を対象とした2級レベルといったレベル分けがされています。
試験は誰でも受験できますが、実際の受験者の大半は、銀行を始めとする各種金融機関の職員になります。
金融機関への就転職を志す人にとっては、事前に取得することによってアピールできる資格でもあります。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
試験種目によって多少異なりますが、4級レベルは3肢択一のマークシート問題、3級レベルは5肢択一のマークシート問題、そして2級レベルになると記述問題が中心になります。
試験は年3回実施されますが、各回によって実施される試験種目が異なります。試験時間が重ならない限りは、午前に行われる試験と午後に行われる試験の併願受験も可能です。
【目安】費用1~3万円(※各試験種目)こんな勉強
試験種目ごとに、関連する教科書や問題集、通信講座がありますので、それらを用いての自学自習になります。
法務3級で勉強する民法・商法などの取引法務の基礎知識、財務4級で勉強する財務諸表・財務分析の基礎知識などは、金融機関に限らず、あらゆる業種に関わる基本的な実務知識ですので、自己啓発にもお奨めです。
参考書・問題集
Amazon(本)
スクール
資格の学校TAC<年金アドバイザー>
試験概要
◆主催団体
銀行業務検定協会
◆試験種目
●法務:法務4級/法務3級/法務2級/融資管理3級
●財務:財務4級/財務3級/財務2級
●税務:税務4級/税務3級/税務2級
●年金:年金アドバイザー4級/年金アドバイザー3級/年金アドバイザー2級
●信託・証券:証券3級/信託実務3級
●マネジメント:営業店管理Ⅰ/営業店管理Ⅱ/金融リスクマネジメント2級
●融資・渉外:経営支援アドバイザー2級/窓口セールス3級/法人融資渉外3級/法人融資渉外2級/個人融資渉外3級
●外為:外国為替3級/外国為替2級
●金融経済:金融経済3級
●FA・預かり資産等:アシスタント・ファイナンシャル・アドバイザー/ファイナンシャル・アドバイザー/預かり資産アドバイザー2級/保険販売3級/投資信託3級/投資信託2級/金融商品取引3級/金融商品取引2級/デリバティブ3級
◆合格基準
全体で60%以上の得点
※「法務4級」「法務3級」「営業店管理Ⅱ」は、各科目40%以上かつ全体で60%以上の得点
※「法務2級」は全体で50%以上の得点
◆合格率
4級レベル:60~70%程度、3級レベル:30~40%程度、2級レベル:20~30%程度
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