P検
パソコンのスキルとITの知識を証明する資格です。
職種・業界: | パソコンスキルに関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 随時 | |
試験実施日: | 随時 | |
合格発表日: | 随時(試験終了時) | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
P検は、以前の「パソコン検定」が「ICTプロフィシエンシー検定」と名称が変わり、単にパソコンの技能だけではなく、ICT(情報通信技術)を活用した問題解決力をレベルごとに認定する試験内容となっています。
入門レベルの5級から1級まで6つの試験級があり、5級から3級までは情報通信技術の活用面にウエイトが置かれ、準2級から上は管理・運用面や企画面のウエイトが高まっていきます。
入社時に要求されるレベルは3級に相当しますので、就転職に活かすのであれば3級以上が目標資格になります。
また、学校教育における指導要綱にも準拠しており、多くの大学の入試優遇や単位認定にも採用されています。
【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験
試験問題は、タイピング・一般問題・実技・プロフィシエンシーの4つの区分から成ります。
タイピングテストは4級・3級・準2級で実施されます。
一般問題は、コンピューター知識、情報通信ネットワーク、情報モラルと情報セキュリティに関する選択問題で、1級以外の各試験級で実施されます。
実技は、4級・3級・準2級はワープロ(Word)と表計算(Excel)、2級はプレゼンテーション(PowerPoint)について行われます。
プロフィシエンシーは、4級から2級までは“ICT(情報通信技術)を活用した問題解決”に関する選択問題が出題され、2級では加えてワープロと表計算を用いた総合実技問題も出題されます。
1級はすべてプロフィシエンシーの区分の選択式・論述式の問題で、2級以上の合格者であることが受験資格となります。
【目安】費用2~15万円(3級の場合)こんな勉強
受験級によって、座学、実技、もしくはその両方と、勉強する内容が異なってきます。
タイピングは、日本語(ローマ字入力・かな入力)・英字を選べますので、ふだんから慣れている入力方法で、試験時間の5分間に合わせて、早く正確に打つトレーニングになります。
Word・Excel・PowerPointは、各ソフトの標準的な操作方法のトレーニングになります。なお試験は、最新バージョンのソフトだけではなく旧バージョンにも対応しています。
市販の教科書や問題集を使って自分で勉強することもできますし、試験会場となっているパソコンスクールでインストラクターに教わる方法もあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
Amazon(PCソフト)
スクール
パソコン教室アビバ|P検対策講座
[BrushUP学び]で探す(P検のスクール)
試験概要
◆主催団体
ICTプロフィシエンシー検定協会(P検協会)
◆試験科目
[5級]:一般問題(コンピューター知識、情報通信ネットワーク、情報モラルと情報セキュリティ)
[4級・3級・準2級]:タイピング、一般問題、ICTを活用した問題解決、実技(ワープロ・表計算)
[2級]:一般問題、ICTを活用した問題解決、実技(プレゼンテーション)、総合実技
[1級]:情報セキュリティ管理、業務プロセス改革、ICTを活用した問題解決
◆合格基準
[5級]:全分野合計で60%以上の得点
[4級]:タイピングで30%以上、残りの分野合計で60%以上の得点
[3級]:タイピングで40%以上、残りの分野合計で65%以上の得点
[準2級]:タイピングで50%以上、残りの分野合計で65%以上の得点
[2級]:総合実技で60%以上、残りの分野合計で70%以上の得点
[1級]:全分野合計で70%以上の得点
◆合格率
4級:89.0%、3級:79.4%、準2級:77.2%、2級:64.3%、1級:46.4%
※社会人(大学生含む)の結果。5級は合否判定はない。