ケアクラーク®技能認定試験
介護事務職員に必要な知識を評価する資格です。
職種・業界: | 介護・福祉・保健・心理に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験実施日の2ヵ月前から2週間前まで | |
試験実施日: | 4・6・8・10・12・2月の中下旬の土曜日 | |
合格発表日: | 試験実施日の概ね1ヵ月後 | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
介護保険では、訪問介護や施設でのリハビリなどに要した費用は、1割は利用者が負担し、残りの9割は保険者(市町村・東京23区)から報酬として支払われます。したがって、この保険者への報酬請求は、介護サービス事業者の経営にかかわる重要なしごとになります。
こうした介護報酬請求事務に関するいくつかの民間資格のうち、もっとも認知されている資格がケアクラーク®です。
介護事務の職場は、ヘルパーステーション・デイサービスセンター・ショートステイなど各種の介護サービス事業者ですが、介護報酬請求は毎月10日までに前月分の請求をまとめて行いますので、就労形態としてはパートなどの非正規雇用が多くなります。
小規模事業者ではホームヘルパーなどの介護職が兼務する場合もありますので、介護職の技能・経験と請求事務を身につけることによって、就転職の間口を広げることができます。また、医療施設を併設した介護施設も多いため、介護報酬(介護保険)と診療報酬(医療保険)の両方の請求事務に精通すれば、ユーティリティのアピールに繋がります。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
学科試験と実技試験が行われ、どちらも中心になるのは介護報酬請求事務にかかわる知識です。
学科試験は択一式マークシート問題で、介護報酬請求事務を中心とした介護保険特有の事務手続きに関わる知識のほか、老人・障害者の心理、社会福祉制度、介護技術、リハビリ、医学など介護サービス事業者の職員として必要な知識についても出題されます。
実技試験は、介護報酬請求に必要な介護給付費明細書を作成する記述試験になります。費用計算のための電卓のほか、サービスコード表などの資料の持ち込みも可能です。
【目安】費用3~4万円(※通信講座の場合)こんな勉強
介護は、多くの方が一度は経験する人生のステージですから、介護保険制度の基本的な知識は持っておきたいものです。
介護報酬請求事務の勉強は、お金の流れとその処理のしかたという実務を通じて、介護保険制度の全体像を概観できるようになる点が、大きなメリットと言えます。
すでに介護のしごとに就いてる方は、基礎から勉強しなおすことによって体系的な知識を身につけられますし、身内に要介護・要支援者がいらっしゃる方は、具体的なイメージを持ちながら実用的な勉強をすることができます。
制度が複雑だったり、サービス内容の区別がつかなかったりと、なかなか一筋縄では理解できない面がありますので、介護事務をめざす初心者の方は、独学よりもスクールや通信教育で学ぶのが効率的です。
通信講座
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スクール
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試験概要
◆主催団体
一般財団法人 日本医療教育財団
◆試験科目
●学科:介護事務知識
●実技:介護報酬請求事務/介護給付費明細書作成
◆合格基準
学科・実技とも70%以上の得点
◆合格率
概ね60~65%程度
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ケアクラーク®技能認定試験 |
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