技術英検
科学・技術分野の英語能力を評価する資格です。
職種・業界: | 国際関連(英語・実務)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [春季・秋期]:試験日の1ヵ月前まで [夏季・冬季]:試験日の2週間前まで |
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試験実施日: | [春季]:5月下旬の日曜日 [夏季]:7月下旬の土曜日 [秋季]:11月中旬の日曜日 [冬季]:1月下旬の土曜日 ※夏季・冬季は3級・4級のみ |
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合格発表日: | 試験日の1ヵ月後 | |
受験地 : | 全国31都道府県 ※夏季・冬季は東京・名古屋・大阪のみ ※1級1次は東京・名古屋・大阪・福岡、2次は東京・大阪のみ |
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取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★★☆ こんな資格
正式名称は技術英語能力検定で、工業技術関連の英文取扱説明書・仕様書・論文の読解など、技術英語に特化した英語能力を評価する文部科学省後援の資格試験です。工業技術の分野は、機械・電気・電子・通信・化学・建築・土木・情報処理など多岐にわたります。
試験は4~1級の4つの試験級があり、4級は工業高校程度の基礎レベル、3級は高専・大学程度の応用レベル、2級・1級は即戦力のレベルで、1級は技術英語の指導もできる専門家レベルになります。
技術者や研究者であれば2級以上、テクニカルライターや技術翻訳をめざすのであれば1級が目標資格となります。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
4級・3級は「読む」「書く」に関するマークシート試験ですが、2級・1級は記述式試験で辞書の持ち込みが可能です。
1級は、1次試験が「読む」「書く」で、合格者は約1ヵ月後に行われる2次試験に進みます。2次試験は面接試験で、英語での質問に対して回答しますが、回答は英語・日本語のどちらでも構いません。
2次試験が不合格の場合、半年後に行われる次回試験に限り1次試験が免除されます。
各試験級とも実施時間が異なるため、複数の試験級を併願受験することができます。
【目安】費用1~5万円程度(※2級の場合)こんな勉強
誤解の余地が生じないようにするための、Correct(正確)・Clear(明瞭)・Concise(簡潔)の3Cを実践的に勉強します。
日本技術英語協会から、各試験級ごとの対策書・問題集や参考図書が発刊され市販もされていますので、それらを用いた自学自習が可能です。
また協会では、通信教育や研修会も行っています。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
公益社団法人 日本技術英語協会
◆試験内容
●4級:英文和訳(短文)/適語補充/単語問題
●3級:英文和訳/和文英訳(短文)/適語補充/単語問題
●2級:英文和訳/和文英訳/修辞
●1級(1次):英文和訳/和文英訳/修辞
●1級(2次):面接(リスニング)
◆合格基準
非公開
◆合格率
4級:59%、3級:44%、2級:38%、1級:9%
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技術英検 |
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