建築設備検査資格者

建築設備の定期検査を行える国家資格です。

職種・業界:

建築設備検査

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日:
試験実施日:
合格発表日:
受験地  :
取得方法 : 研修修了
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 学校・病院・ホテル・劇場・デパート・ビル・マンションなどで一定規模以上の建築物の所有者(または管理者)は、換気設備・排煙設備・非常用照明装置・給水設備・排水設備を定期的に検査して、その結果を所管官庁に報告することが建築基準法で義務づけられています。
 この定期検査を行うことができるのは、一級建築士・二級建築士のほかに、国土交通大臣が定めた有資格者である建築設備検査資格者です。
 建築設備検査資格者になるには、所定の建築設備検査資格者講習を受講修了することが要件となります。講習を受講するには、建築設備に関する11年以上の実務経験が必要ですが、例えば大学で建築学・機械工学・電気工学などを修了している場合は2年以上の実務経験になるなど、学歴によって実務経験の所要年数は短縮されます。このほかに、建築設備士の有資格者の場合は、学歴・実務経験に関わらず受講ができます。
 なお同様に、建築設備のうち昇降機(エレベーター・エスカレーター)の検査については、昇降機検査資格者講習を修了した、昇降機検査資格者でなければ行うことはできません。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 ※試験は行われません。

【目安】講習時間22.5時間、費用4.5万円程度こんな勉強

 講習は、日本建築設備・昇降機センターが東京・大阪などで毎年定期的に実施しており、4日間の講習の最終日に修了考査が行われます。
 修了考査の合格基準は概ね70%程度の得点で、不合格の場合は、次年度に修了考査のみ再受験できます。
 なお建築設備士や昇降機検査資格者は、講習科目の一部免除が受けられます。

試験概要

◆主催団体
  一般財団法人 日本建築設備・昇降機センター
◆講習内容
建築設備定期検査制度総論/建築設備に関する建築基準法令/建築学概論/換気・空気調和設備/排煙設備/電気設備/給排水衛生設備/建築設備の耐震規制・設計指針/建築設備定期検査業務基準/建築設備に関する維持保全/修了考査


 
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