漢検
漢字の知識と運用能力を証明する国内最大規模の資格です。
職種・業界: | 実務一般 に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT , 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [第1回]:4月上旬~5月中旬 [第2回]:7月上旬~9月下旬 [第3回]:11月上旬~12月下旬 ※CBT試験は受験日の50日前~7日前 |
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試験実施日: | [第1回]:6月中旬の日曜日 [第2回]:10月下旬の日曜日 [第3回]:2月上旬の日曜日 ※CBT試験は随時実施 |
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合格発表日: | 実施日の約30日後 ※CBT試験は約10日後 |
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受験地 : | 全都道府県、海外8都市 ※CBT試験は全国13主要都市、ロサンゼルス |
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取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社会生活★★☆ こんな資格
日本漢字能力検定(漢検)は、年間受験者数100万人を超える、国内では最大規模の検定試験です。
10級から1級までの12段階の試験級に分かれていて、10~5級は小学生、4級・3級は中学生、準2級・2級は高校生、2級・準1級・1級は大学生や一般が対象レベルになります。
高校や短大・大学では、入試の際の人物評価などの指標にしているところもあります。
また社会人としての常識や教養の証しとして、概ね2級以上であれば履歴書に書いてアピールできる資格です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
年3回の一斉試験のほかに、7級~2級はCBT方式(コンピュータを使った試験方式)の随時試験も実施されています。
2級の試験内容は、漢字の読み、漢字の書取、部首・部首名、送り仮名、対疑語・類義語、同音・同訓異字、誤字訂正、四字熟語、熟語の構成で、準1級・1級では故事・諺(ことわざ)に関する問題が加わります。
2級で約2,000字、準1級で約3,000字、1級で約6,000字と上位級にいくにしたがって、出題範囲となる漢字数が増えていきます。
解答は記述式が中心ですが一部選択式の問題も出題されます。CBT方式の記述問題はタブレットで解答します。
一斉試験では受験級によって時間帯が異なりますので、1回の試験で最大4つの級まで受検できます。
【目安】費用3千円~3万円(2級の場合)こんな勉強
日頃まちがえて使っていた漢字の読み方や書き方、意味などに気付かされたり、今まで知らなかった漢字や熟語に出会える喜びや楽しさがあります。
勉強の基本は、問題集にチャレンジし、参考書や辞典で確認をするパターンになります。
単なる暗記ではなく、漢字や熟語などの意味や使い方を理解する勉強法が大切です。
目標を持つことと、達成感を味わえることが最大の魅力です。
参考書・問題集
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試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
◆試験科目
●10・9級
漢字の読み/漢字の書取/筆順・画数
●8・7・6・5級
漢字の読み/漢字の書取/部首・部首名/筆順・画数/送り仮名/対疑語/同音異字/熟語など
●4・3・準2・2級
漢字の読み/漢字の書取/部首・部首名/送り仮名/対疑語・類義語/同音・同訓異字/誤字訂正/四字熟語/熟語の構成
●準1・1級
漢字の読み/漢字の書取/故事・諺/対疑語・類義語/同音・同訓異字/誤字訂正/四字熟語
◆合格基準
●10~8級:80%程度の得点
●7~準2級:70%程度の得点
●2~1級:80%程度の得点
◆合格率
10・9級:90~95%、8・7級:80~90%、6・5級:70~80%、4・3級:50%前後、準2級:40%前後、2級:20~30%、準1級:15~20%、1級:10~15%
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