簿記検定
3級はすべての社会人、2級は経理部門の必須資格です。
職種・業界: | 経営・会計・財務に関する資格 |
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資格の種類: | 公的資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [6月試験]:4月中旬~5月上旬 [11月試験]:9月下旬~10月中旬 [2月試験]:1月上~下旬 ※6・11月試験は4~1級、2月試験は4~2級。 |
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試験実施日: | [6月試験]:6月中旬の日曜日 [11月試験]:11月下旬の日曜日 [2月試験]:2月下旬の日曜日 |
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合格発表日: | [6月試験]:7~8月 [11月試験]:12~1月 [2月試験]:3~4月 |
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受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★★☆ こんな資格
“取りたい資格”では常に上位にランキングされる人気資格です。
4段階のレベルがあり、4級は小規模小売店の経理レベル、3級は商店や中小企業の経理レベル、2級は製造業も含めた一般企業の経理レベル、そして1級は企業の経営管理や経営分析ができるレベルです。
簿記は、企業会計のベースとなる実務ですから、一般企業の経理部門へ就転職したいのであれば2級以上、他部門で仕事に簿記の知識を生かしたいのであれば3級以上が目標になります。1級合格者には、税理士試験の受験資格が与えられる特典もあります。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
4級・3級は「商業簿記」で、商品を仕入れて販売する、商売の基本型の会計処理です。仕訳、伝票や帳簿、決算といった基本的な経理業務の実務知識が試されます。これをベースにして、2級では、原料を仕入れて製造販売する「工業簿記」が加わり、1級では、さらに「会計学」や「原価計算」の専門的な知識が試されます。
マークシートではなく、電卓やそろばんも使って計算結果を解答欄に記入する、昔ながらの筆記試験です。
試験は、4級から1級まで同一試験日に行われますが、3級と1級は午前、2級と4級は午後に組まれているため、3級・2級などの併願受験が可能です。なお1級は2月には実施されず、4級は実施していない商工会議所もあります。
【目安】学習時間300時間、費用5~10万円(※2級の場合)こんな勉強
勘定科目・借方貸方・仕訳・伝票・元帳など、簿記の言葉やルールには憶えることがたくさんあります。会社の日々さまざまな活動(=取引)が、簿記のルールによってどのように会計処理され決算書に反映されていくのかを、取引ごとに勉強していきます。
本を読んで理解するというよりも、実際に演習をしながら身につけていくような勉強が中心になります。
今の仕事を、企業会計という違った視点から見直すことで視野が広がったり、“決算書を読む”ことができるようになるのも、簿記を勉強することによって得られる大きなメリットです。
参考書・問題集
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通信講座
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スクール
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試験概要
◆主催団体
特別民間法人 日本商工会議所
◆試験科目
●4級:商業簿記
●3級:商業簿記
●2級:商業簿記/工業簿記
●1級:商業簿記/会計学/工業簿記/原価計算
◆合格基準
●4・3・2級:全体で70%以上の得点
●1級:各科目とも40%以上、かつ全体で70%以上の得点
◆合格率
●4・3級:30~50%
●2級:20~40%
●1級:10%前後
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