ロシア語能力検定

ロシア語の語学力を評価する資格です。

職種・業界:

ロシア語

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: 試験日の約1ヵ月前まで
試験実施日: [5月]:5月下旬の日曜日
[10月]:10月中旬の土・日曜日
※2・1級は10月試験のみ
合格発表日: 試験日から約1ヵ月半後
受験地  : 札幌・稚内・釧路・函館・盛岡・新潟・東京・横浜・金沢・名古屋・京都・大阪・広島・福岡
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 東京ロシア語学院が1957年から始めた伝統のある試験です。
 試験は、4・3・2・1級の4つの試験級があり、能力に応じてどの試験級でも受験できます。4級は習得語彙(ごい)が500語程度の初歩レベル、3級は語彙1,000語程度で簡単な日常会話や手紙・日記が書けるレベルになります。
 2級は語彙2,000語程度で日常生活に必要な会話や一般的・常識的な事柄に関する読解や書き取りができるレベル、1級は語彙3,000語程度でスピーチや専門分野の翻訳もできるレベルです。
 実務でロシア語を生かすのであれば、2級以上が目標になります。

【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験

 筆記試験(文法・露文和訳・和文露訳)のほかに、4級では10分程度のテキスト朗読が、3級では朗読と聴取が、2・1級では聴取と会話が加わります。
 聴取試験は、3級は設問に対して択一式で答える問題、2・1級は聴取した露文を日本語で記述する問題になります。
 会話試験は、与えられたテーマに対してロシア語で解答する、15分程度の口頭作文です。
 5月試験は4級と3級のみですが、10月試験では土日の午前・午後に分けて4つの試験級が行われるため、複数の試験級を併願受験できます。

【目安】費用2~5万円程度(※各級相応の語学力がある場合)こんな勉強

 大学のロシア語専攻や、一般教養の第2外国語で勉強している人が多いようですが、それ以外では、語学スクールに通うか、NHKテレビ・ラジオのロシア語講座を利用するのが一般的な勉強法になります。
 試験対策は、級別の受験参考書や過去問題集も市販されていますので、それらを用いての勉強になります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
スクール
  [BrushUP学び]で探す(ロシア語のスクール)

試験概要

◆主催団体
  ロシア語能力検定委員会
◆試験科目
●4級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)/テクストの朗読
●3級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)/聴取/テクストの朗読
●2・1級:筆記(文法、露文和訳、和文露訳)/聴取/会話
◆合格基準
各科目とも60%以上の得点
◆合格率
4級:60~70%、3級:50~60%、2級:20~30%、1級:5~10%程度


 
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