家庭料理技能検定®(料検®)

家庭料理の調理知識と技術を評価する資格です。

職種・業界:

家庭料理

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 6月下旬~7月下旬
試験実施日: 9月下旬の土・日曜日
合格発表日: 10月下旬
受験地  : 全国33都道府県
※2級は東京・大阪、1級は東京のみ
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 独立開業★☆☆ 社会生活★★☆こんな資格

 昭和38年に女子栄養大学料理技術検定として始まった、文部科学省後援の歴史ある資格です。
 栄養バランスなどを踏まえた、家庭料理の調理技術・知識を評価認定します。
 試験は、4~1級の4つの試験級で行われ、2級以上では指導者レベルの到達度も評価され、2級・1級取得者の中には、料理教室の講師をされている方もいます。
 給食の調理、食品会社の開発部門、訪問介護の家事援助サービス、施設の栄養指導、その他食育関連の仕事において、調理技術の客観的な能力としてアピールできる資格です。

【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験

 筆記試験と実技試験から成り、筆記・実技の両方に合格する必要がありますが、いずれかのみ合格の場合、次回試験では合格した方の試験は免除されます。
 筆記試験は、「調理の基本」と「食事計画」に関するマークシート問題ですが、1級の「食事計画」は事前に問題が送られ、解答用紙を試験当日に提出する記述問題になります。
 実技試験は、4・3級は「基礎実技」と「指定調理」で、2・1級ではこれに「献立調理」が加わります。
 「基礎実技」は、4・3級ではリンゴの皮むき、2・1級では魚の三枚おろしなどの包丁さばきになります。「指定調理」は、スクランブルエッグや野菜いためなどの単品料理、「献立調理」は朝食・夕食などの献立料理です。
 4・3級は日曜日、2級は翌週の日曜日、1級はその前日の土曜日に実施され、すべての試験級が併願受験可能です。

【目安】費用2~6万円(※2級の場合)こんな勉強

 筆記試験対策は、生・焼く・炒める・蒸す・揚げるなどの調理法ごとの特徴や、食品のエネルギー計算の基準となる「四群点数法」などの勉強になります。
 実技試験対策は、基礎実技・指定調理とも課題が決められていますので、所定の時間内に手際よく、美しく美味しく仕上げることの反復練習になります。
 学習ガイドやテキスト・問題集が市販されていますので、それらを用いながら自学自習することもできますし、女子栄養大学の通信講座や対策講座を利用して勉強する方法もあります。

参考書・問題集
  Amazon(本)

試験概要

◆主催団体
  学校法人 香川栄養学園
◆試験科目
●4級・3級
[筆記]:調理の基本/食事計画
[実技]:基礎実技/指定調理
●2級・1級
[筆記]:調理の基本/食事計画
[実技]:基礎実技/指定調理/献立調理
◆合格基準
各試験級とも、筆記・実技の各科目とも概ね70%以上の得点
◆合格率
4級:70~80%、3級:50~70%、2級:30%、1級:15%程度


 
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