日商PC検定試験(文書作成・データ活用)

パソコンを用いた実務能力を評価する資格です。

職種・業界:

日商PC

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 随時
試験実施日: 随時
※1級は10月上旬・2月中旬の日曜日
合格発表日: 随時(試験終了時)
受験地  : 全都道府県
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 日本商工会議所が主催する検定試験のため、パソコン関連の資格の中では唯一、公的資格という位置づけになります。
 日商PC検定は、パソコンの機能や利便性を業務にいかに活用できるか、といった実務能力に視点を置いた試験で、Wordを用いての「文書作成」、Excelを用いての「データ活用」、PowerPointを用いての「プレゼン資料作成」の3つの試験種があります。
 「文書作成」「データ活用」は、ベーシック・3級・2級・1級の4つの試験級があり、誰でも、またどの試験級からでも受験することができます。
 3級は受験者数がもっとも多く、入試の推薦基準にしている大学もあります。企業への就転職に生かしたい場合も3級以上が目標になります。

【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験

 試験はCBT方式(コンピュータを使った試験方式)で、各地の商工会議所が認定したパソコンスクールや企業・大学・専門学校などで行われます。ベーシック・3級・2級は随時、1級は年2回の定時開催となります。
 試験科目は、「文書作成」「データ活用」とも、ベーシックは実技試験のみ、3・2・1級は実技試験と知識試験から成ります。
 実技試験は、「文書作成」はWordを使ってのビジネス文書の作成、「データ活用」はExcelを使っての集計表等の作成です。
 知識試験は、ITに関する基本知識や、文書作成・データ活用にまつわる実務的な知識に関する多肢選択式問題になります。
 実技科目・知識科目とも、70%以上の正答率が合格基準です。

【目安】費用1~5万円程度(※3級の場合)こんな勉強

 実技科目では、アプリケーションソフトの操作方法にムダやミスがあったとしても、解答データに誤りがなければ支障はありません。パソコンスキルよりはむしろ、ビジネス文書作成やデータ活用に関する実務知識の修得が重要になります。
 知識科目では、こうした文書作成・データ活用の実務知識のほかに、コンピュータやネットワーク・情報通信・セキュリティなど、企業のIT活用にまつわる基本的な事柄も勉強する必要があります。
 市販の教科書や問題集を使って自分で勉強することもできますし、通信講座や、試験会場となっているパソコンスクールの対策講座を利用する方法もあります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
スクール
  パソコン教室アビバ|日商PC検定対策講座

試験概要

◆主催団体
  日本商工会議所
◆試験科目
●文書作成:実技/知識
●データ活用:実技/知識
※ベーシックは、実技科目のみ。
◆合格基準
各科目とも70%以上の得点
◆合格率
ベーシック:80~90%、3級:50~70%、2級:30~50%、1級:20~30%程度


 
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