職業訓練指導員
公共職業訓練所の指導員免許です。
職種・業界: | 教育・文化に関する資格 |
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資格の種類: | 国家資格(業務独占資格) | |
試験方法 : | 技能試験あり | |
受験資格 : | 実務要件あり | |
受験申込日: | 都道府県により異なる | |
試験実施日: | 都道府県により異なる | |
合格発表日: | 都道府県により異なる | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
公共職業訓練所や、企業内で行われる認定職業訓練の指導員になるための免許資格で、123の免許職種があります。
資格試験を受けるには、その職種に関する8年以上の実務経験が必要ですが、学歴や職業訓練修了、関連資格保有など所定の要件を満たしていれば、実務年数の軽減や一部試験の免除が受けられます。
このほか、職業能力開発総合大学校で所定の課程を修了した場合、一定程度の能力が認められると認定された場合、また大卒者や技能検定1級合格者が職業訓練指導員講習を修了した場合には、無試験で免許を取得することもできます。
免許取得者には、該当職種の技能検定を受験する際に学科試験の免除が受けられるなどの特典もあります。
【専門性】知識★☆☆ 技能★★☆ こんな試験
試験は都道府県ごとに行われるため、試験日程や実施される免許職種も、都道府県ごとにその年々で異なります。
試験は、学科試験と実技試験に大きく分かれます。
学科試験には全職種共通の「指導方法」と、職種別の「関連学科」があり、職種によっては「関連学科」がさらに「系基礎学科」と「専攻学科」に分かれます。
実技試験は、製作・組立・調整などの作業試験や口述試問で、職種によって試験内容や試験方法が異なります。
また職種によっては、「指導方法」以外の能力評価は他の関連資格の保有で代替され、試験は実施されないものもあります。
学科試験の「指導方法」「関連学科(「系基礎学科」「専攻学科」)」、実技試験のすべてが合格基準を満たせば試験合格ですが、いずれかが合格基準を満たしていれば一部合格となり、次回以降の試験で残りのすべてを合格すれば試験合格となります。したがって「指導方法」に合格すれば、123職種すべての試験において「指導方法」が免除されることになります。
【目安】費用1~2万円程度こんな勉強
免許職種が細分化され、さらに試験内容も都道府県によって異なるため、個々の試験に適した教材がありません。
そのため、48時間の「職業訓練指導員講習」を修了して免許を取得するか、あるいは技能士資格や自動車整備士資格を持つ一部試験免除対象者が、「指導方法」のみ受験するケースが多いようです。
全職種共通の「指導方法」については、テキスト「職業訓練における指導の理論と実際」による自学自習も可能で、各都道府県の職業能力開発協会では事前講習も行っています。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
各都道府県。東京都の場合は東京都産業労働局
◆試験科目
●学科試験:指導方法/関連学科(系基礎学科、専攻学科)
●実技試験
◆合格基準
●学科試験:指導方法、関連学科(系基礎学科、専攻学科)のそれぞれが60%以上の得点、かつ関連学科のすべての科目が50%以上の得点
●実技試験:60%以上の得点
◆合格率
非公開