航空無線通信士/航空特殊無線技士
航空機の無線設備を操作できる国家資格です。
職種・業界: | 電気・通信関連の資格 |
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資格の種類: | 国家資格(業務独占資格) | |
試験方法 : | 技能試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験月の2ヵ月前の20日頃まで | |
試験実施日: | [航空通]:8・2月 [航空特]:6・10・2月 |
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合格発表日: | 試験日の約1ヵ月後 | |
受験地 : | 札幌・仙台・東京・長野・金沢・名古屋・大阪・広島・松山・熊本・那覇 | |
取得方法 : | 試験合格後に免許申請 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
無線設備を操作するには、電波法に基づく無線従事者の免許が必要になります。免許は、無線の範囲に応じて、「総合」「海上」「航空」「陸上」の各業務分野と「アマチュア」の5つに分かれます。
航空無線従事者の免許には、航空無線通信士(航空通)と航空特殊無線技士(航空特)の2種類があります。
航空通は、航空会社の航空機や地上管制塔の無線設備を操作できる免許です。一方、航空特は、国内の自家用航空機やその地上管制の無線設備の操作に限定された免許になります。いずれも、航空機のパイロットになるためには、操縦士の免許とともに欠かせない免許です。
免許を取るには、国家試験に合格して免許申請を行う必要がありますが、所定の養成課程修了により免許を取得することもできます。
【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験
試験は筆記試験と実地試験(電気通信術)から成ります。
筆記試験は多肢選択問題で、各科目とも概ね60~70%の得点が合格基準です。
実地試験は、電話の送受信の試験です。
筆記試験で合格基準に達した科目は、以後3年以内の試験に限り受験免除が受けられます。航空通の実地試験についても同様です。
なお、所定の大学・高校・専門学校を卒業している場合には、英語や実地試験の免除が受けられます。
【目安】費用2~30万円程度(※航空通の場合)こんな勉強
無線工学は電気・電子といった理工系、法規は文系、英語は語学系といったように、異なるジャンルの勉強になります。
市販の参考書や問題集による自学自習も可能ですが、所定の養成課程を受講修了して免許を取得する方が確実です。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日本無線協会
◆試験科目
●筆記試験
[航空通]:(1)無線工学/(2)法規/(3)英語
[航空特]:(1)無線工学/(2)法規
●実地試験(電気通信術)
[航空通・航空特]:電話(送話・受話)
◆合格基準
●筆記試験
[航空通]:英語は58%(60/105点)以上かつ英会話が15/35点以上、その他の科目は70%以上の得点
[航空特]:各科目とも67%(40/60点)以上の得点。
●実地試験(電気通信術)
[航空通・航空特]:送信・受信とも80%(80/100点)以上の得点
◆合格率
航空通:30~50%、航空特:80%程度
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航空無線通信士/航空特殊無線技士 |
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