リテールマーケティング(販売士)検定

販売職・営業職の基本的能力を証明する資格です。

職種・業界:

販売士

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: [7月試験(3級)]:5月上旬~6月中旬
[9月試験(2級)]:7月下旬~9月上旬
[2月試験(3・2・1級)]:12月上旬~1月中旬
試験実施日: [7月試験]:7月上旬の土曜日
[9月試験]:9月下旬の土曜日
[2月試験]:2月中旬の水曜日
※1級の面接試験は3~4月
合格発表日: [7月試験]:8月上旬
[9月試験]:10月下旬
[2月試験]:3級は3月中旬、1級は4月上旬
受験地  : 全都道府県
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 5年間(更新講習の受講により更新)

【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ こんな資格

 百貨店、量販店、専門店など小売業界で働く人の能力を認定する資格です。3級は売場担当者や販売員に必要な基本的な能力、2級は売場管理者や販売部門の管理職に必要な専門的な能力、1級は小売業経営に必要な高度な能力を認定します。
 小売業界では認知度の高い定番資格ですから、小売業界への就転職やキャリアアップにはお奨めの資格です。また販売に関する科学的・体系的な知識を修得できるため、小売業界に限らず、営業職などのマーケティングに関わる職種においても、仕事に役立つ資格と言えます。
 1級の資格保有者の中には、小売業界の経営コンサルタントとして独立されている方もいらっしゃいます。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 3級・2級は筆記試験のみで、1級は筆記試験のほかに面接試験が実施されます。
 筆記試験の試験科目は、小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理で、各級共通です。3級では用語に関する知識を問うレベル、2級では用語の意味に関する理解度を問うレベルの問題が出題されます。3級・2級は選択問題のみですが、1級では選択問題のほかに記述式の問題も出題され設問の難易度が高くなります。
 1級の面接試験は、受験の動機や現在の仕事に関することなど、10分程度の質疑応答になります。
 1級は科目合格制度があり、試験不合格の場合でも、70%以上の得点科目と合格となった面接試験については、次回の試験で免除されます。また、日本商工会議所所定の通信講座を修了しスクーリングを終えると、3級・2級の「販売・経営管理」が免除されます。

【目安】費用2~5万円(※2級の場合)こんな勉強

 小売業のさまざまな種類や形(=小売業の類型)、品ぞろえの方法(=マーチャンダイジング)、店舗の運営方法(=ストアオペレーション)、販売のための工夫(=マーケティング)、必要な事務処理(=販売・経営管理)といった、店舗商売のしくみを体系的に勉強します。
 小売業界のしごとの全体像がつかめるほか、勉強を通じて今のしごとの意味や意義が確認できる点も、魅力の一つと言えます。
 学習範囲は多岐にわたりますが、社会経験があれば、比較的イメージしやすい内容が多いため、テキストと過去問題での自学自習や通信講座でも十分習得できます。
 なお試験問題の90%は、日本商工会議所の公式テキスト『販売士検定試験ハンドブック』から出題されますので必携となります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
通信講座
  [BrushUP学び]で探す(販売士の通信講座)

試験概要

◆主催団体
  特別民間法人 日本商工会議所
◆試験科目
●3級:筆記試験(小売業の類型/マーチャンダイジング/ストアオペレーション/マーケティング/販売・経営管理)
●2級:筆記試験(小売業の類型/マーチャンダイジング/ストアオペレーション/マーケティング/販売・経営管理)
●1級:筆記試験(小売業の類型/マーチャンダイジング/ストアオペレーション/マーケティング/販売・経営管理)、面接試験(表現力・説得力・問題意識)
◆合格基準
●3級・2級:各科目とも50%以上、かつ全体で70%以上の得点
●1級:筆記試験で各科目とも50%以上かつ全体で70%以上の得点、かつ面接試験で合格判定
◆合格率
3級:60%前後、2級:50%前後、1級:10~15%


 
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