CompTIA A+
ITサービスエンジニアの国際標準資格です。
職種・業界: | IT関連(民間資格)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 随時 | |
試験実施日: | 随時 | |
合格発表日: | 随時 | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 3年間(所定の継続教育により更新) |
【メリット】社内評価★★☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
CompTIA(コンプティア)は、米国シカゴに本部を持つ非営利のIT業界団体で、IT業務に必要なさまざまな知識・スキルの資格認定を行っています。CompTIAの資格の特徴は、特定のベンダーに依存しない中立的な国際標準資格である点です。
資格試験の実施数はマイクロソフト社に次いで世界で2番目の規模で、その中核となる資格が「A+(エー・プラス)」になります。「A+」はITサービスエンジニアに関するする資格ですが、このほかにもネットワークに関する「Network+」、セキュリティに関する「Security+」、サーバーに関する「Server+」など専門領域ごとの資格があります。
CompTIA A+の有資格者は、ベンダー企業のヘルプデスクやコールセンタースタッフ、インストラクターのほか、一般企業のIT部門スタッフとしても一定の能力評価を得ることができます。
なお、IT分野は技術革新が著しいため、CEプログラム(継続教育)への登録・参加によって3年ごとに更新され、「CompTIA A+ CE」として資格認定をアップデートすることができます。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
「CompTIA A+ Essentials」と「CompTIA A+ Practical Application」の2つの試験で構成され、2つ合格することによって資格認定を受けることができます。
「CompTIA A+ Essentials」は、エントリーレベルのIT技術者に必要なコンピュータ技術やネットワーク・セキュリティなどに関する基本的な問題が出題されます。
「CompTIA A+ Practical Application」は、インストール・設定・アップグレードやトラブルシューティングなど、より実践を想定した応用的な問題が出題されます。
試験問題は4肢択一で、CBT方式(コンピュータを使った試験方式)で随時実施されます。
【目安】費用5~30万円こんな勉強
コンピュータのハードとソフトの両面に関する勉強になります。
実務経験500時間程度のスキルを証明する資格ですから、パソコンを使い慣れている方、トラブルシューティングの経験が豊富な方、とりわけハードについてはパソコンの自作経験がある方は理解もスムーズで、市販の参考書や問題集を使っての独学でも合格可能です。
まったくの初心者の場合は、トレーニングパートナーと呼ばれるパソコンスクールで、実機に触れながら、また先生に教わりながら勉強することをお薦めします。
エントリーレベルの資格として、クライアントのパソコンではなく、自身のパソコンのトラブルシューティングなどの管理能力を認定する「CompTIA Strata」の資格もありますので、ここから順を追ってステップアップしていく勉強法もあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
CompTIA日本支局
◆試験科目
●CompTIA A+ Essentials
(1)ハードウェア/(2)トラブルシューティング、リペア、メンテナンス/(3)オペレーティングシステムとソフトウェア/(4)ネットワーク/(5)セキュリティ/(6)運用手順
●CompTIA A+ Practical Application
(1)ハードウェア/(2)オペレーティングシステム/(3)ネットワーク/(4)セキュリティ
◆合格基準
●CompTIA A+ Essentials:100~900のスコア形式で675スコア以上
●CompTIA A+ Practical Application:100~900のスコア形式で700スコア以上
◆合格率
非公開
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CompTIA A+ |
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