PMP®
プロジェクトマネジメントの国際標準資格です。
職種・業界: | IT関連(民間資格)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 実務要件あり , 研修修了・講習会参加など | |
受験申込日: | 随時 | |
試験実施日: | 随時 | |
合格発表日: | 随時(試験終了時) | |
受験地 : | 東京・大阪 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 3年間(※更新可能) |
【メリット】社内評価★★★ 独立開業★☆☆ こんな資格
PMP®(Project Management Professional)は、米国に本部を置くPMI®(Project Management Institute)が主催する、プロジェクトマネジメントの能力認定に関する国際資格です。
PMI®は、プロジェクトマネジメントの知識体系の世界標準とされているPMBOK(ピンボック)を策定している非営利団体です。
日本では、プロジェクトマネジメントはシステム開発などIT分野の実務と位置付けられていますが、ITに限らずさまざまなプロジェクトを成功させるための知識・スキル・経験を認定するのがPMP®です。
PMP®の認定を受けるには認定試験に合格しなければなりませんが、試験を受けるには、受験前8年以内に、大卒者は36ヵ月・4,500時間、高卒者は60ヵ月・7,500時間以上の実務経験があることと、PMIが認定した教育機関による研修を35時間以上受講していることが要件となります。
また認定期間は3年間で、資格を更新するためには所定単位数の研修受講などが課されており、資格を保持するためのハードルも高く、IT分野やコンサルティング分野ではアピール度の高い資格と言えます。
【専門性】知識★★★ こんな試験
試験は、東京・大阪の公認テストセンターでCBT方式(コンピュータを使った試験方式)で行われます。
4肢択一問題が全200問出題されますが、主催者側のデータ収集のための25問を除く175問が採点の対象になります。
試験結果はその場で分かり、合格者には受験の6~8週間後に認定証が送られます。不合格の場合、1年以内に3回までは再受験ができます。
なお、試験問題は日本語を含む10ヵ国語から選択できますが、受験の申請手続きには、職務経歴の英文登録などが必要なため、語学力が求められます。
【目安】費用10~30万円程度こんな勉強
4年毎に見直されるPMBOKが出題範囲ですから、PMI®から発刊されている最新版のPMBOKガイドの内容を勉強することになります。プロジェクトを時間・コスト・品質・人的資源・コミュニケーション・リスク・調達などの視点から管理する、そのマネジメント手法の勉強です。
PMP®の試験対策用のテキストや問題集が市販されていますので、それらをもとに自学自習をしたり、研修機関が行っている試験対策講座を受講するのが一般的な勉強方法になります。
なお、研修機関が行っている試験対策講座は、受験要件の1つである35時間の研修にも該当しますが、履修内容が要件を満たしていれば、大学での講義履修や企業内教育などもこれに該当します。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
PMI日本支部
◆出題分野
プロジェクトの立上げ/プロジェクトの計画/プロジェクトの実行/プロジェクトの監視コントロール/プロジェクトの終結
◆合格基準
61%(108/175問)以上の得点
◆合格率
非公開
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