イベント業務管理士
イベント業務に関する職務能力を認定する資格です。
職種・業界: | 広告・制作・編集に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 実務要件あり , 年齢要件あり | |
受験申込日: | [2級]:10月上旬~11月中旬 [1級]:12月中旬~1月下旬 |
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試験実施日: | [2級]:12月上旬の日曜日 [1級]:2月下旬の土曜日 |
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合格発表日: | [2級]:12月中旬 [1級]:3月上旬 |
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受験地 : | 東京・大阪 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
見本市・展示会や祭り・フェスティバルなど、イベントの企画・施行・実施や運営・管理に関する職務能力を評価し認定する民間資格です。
「イベント業務管理士」には2級と1級の2つの試験級があり、2級はアシスタントディレクター、1級はディレクターの職務レベルに相当します。試験を受けるには、2級は23歳以上かつ3年以上の実務経験、1級は25歳以上かつ5年以上の実務経験と2級合格が条件になります。
また、実務経験を問わないエントリーレベルの資格として、ほかに「イベント検定」もあります。
イベント業務に関わる資格としては、ほとんど唯一の資格ですので、イベントを請け負う広告代理店やイベント企画会社、発注元の企業や自治体の担当者のスキルアップやキャリアアップに有効です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
2級はマークシート方式による筆記試験、1級は選択記述式問題と企画小論文問題による筆記試験で行われます。
試験範囲は、2級・1級とも同じで、(1)イベントの本質的理解、(2)イベントの形態別理解、(3)イベントの企画・制作、(4)イベントの運営、(5)イベントマネジメントの5つの範囲からの出題になります。
なお(2)のイベントの形態は、「博覧会」「見本市・展示会」「祭り・フェスティバル」「文化・芸能」「会議・集会」「スポーツ」の6つの系統に関するもので、冠婚葬祭などは含まれません。
【目安】費用2~5万円こんな勉強
日本イベント産業振興協会の公式テキスト『イベント・プロフェッショナル』による自学自習が、基本的な学習方法になります。
過去問題は公開されていませんが、協会主催の試験対応セミナーがありますので、セミナーに参加して重要ポイントや解法を押さえておくと効果的です。
なお初心者向けにはエントリーレベルの「イベント検定」がありますが、こちらは18歳以上で、かつ協会が認定する通学講座・通信講座などを修了することが受験の要件となります。
試験概要
◆主催団体
一般社団法人 日本イベント産業振興協会
◆試験科目
(1)イベントの本質的理解/(2)イベントの形態別理解/(3)イベントの企画・制作/(4)イベントの運営/(5)イベントマネジメント
※2級・1級とも共通
◆合格基準
非公開
◆合格率
50~60%