スペイン語技能検定

スペイン語の語学力を証明する資格です。

職種・業界:

スペイン語

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: [春期試験]:4月上旬~5月下旬
[秋期試験]:8月上旬~9月下旬
試験実施日: [春期試験]:6月中旬の日曜日
[秋期試験]:10月中旬の日曜日
合格発表日: 試験日の概ね2ヵ月後
受験地  : 北海道・宮城・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・石川・京都・大阪・兵庫・広島・島根・山口・愛媛・福岡・長崎・熊本・沖縄
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 スペイン語に関する、文部科学省後援の由緒ある資格です。
 スペイン語圏は、スペインのかつての植民地であるメキシコや中南米をはじめ世界20ヵ国・地域に及び、スペイン語は、英語・フランス語に次いで多くの国や地域で使われている公用語となっています。
 試験は、6級から1級まで6つの試験級で実施されます。難易度の目安として、6級は英検の4級、3級は英検の準1級レベルに相当し、3級以上の合格者には実務翻訳士の証明書も発行されます。
 試験合格者には、大学の入試優遇や単位認定などのメリットもありますが、ビジネスに生かすのであれば3級以上が目標となります。
 なおスペイン語に関する資格としては、ほかに、セルバンテス文化センターが実施するスペイン語検定(DELE)があります。

【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験

 6~4級は1次試験だけですが、3~1級は1次試験と2次試験があります。2次試験は、1次合格者のみを対象に、1次の試験日の概ね1ヶ月半後に札幌・東京・名古屋・神戸・広島・福岡の試験会場で実施されます。2次試験の不合格者は、1年間1回に限り、1次試験が免除されます。
 1次試験は筆記試験で、6~4級は文法に関する問題が中心、3~1級は西文和訳・和文西訳が中心となります。5級と4級については5分程度の聞き取り試験も行われます。
 3~1級の2次試験は、ネイティブによる面接形式の試験になります。
 隣り合う2つの試験級については併願受験が可能です。また、試験に不合格の場合は該当レベルも教えてもらえます。

【目安】費用0.5~3万円(※入門レベルの場合)こんな勉強

 初心者の場合は、NHKや放送大学のスペイン語講座、あるいは街中のスペイン語教室に通うなどして、入門レベルから始めるのが一般的なスタイルになります。当面の目標は日常会話レベルの4級ですが、市販の検定対策本や問題集も利用しながら勉強します。
 大学の第2外国語でスペイン語を選択していれば、1年次には6級レベル、2年次には5級レベルを勉強することになります。
 大学でスペイン語専攻では、2年次修了程度が4級レベル、卒業時が3級レベルで、そこから通訳レベルの2級や、翻訳などプロレベルの1級をめざすことになります。
 なお、文法をひととおりマスターしている4級レベルであれば、スペイン語と言語が近いポルトガル語についてもスムーズに勉強できます。

参考書・問題集
  Amazon(本)
スクール
  [BrushUP学び]で探す(スペイン語のスクール)

試験概要

◆主催団体
  公益財団法人 日本スペイン協会
◆試験科目
●6級:1次試験(筆記)
●5・4級:1次試験(筆記、聞き取り)
●3~1級:1次試験(筆記)/2次試験(面接)
◆合格基準
●6~3級:70%以上の得点
●2~1級:80%以上の得点
◆合格率
未公開


 
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