ドイツ語技能検定試験
ドイツ語の語学力を評価する資格です。
職種・業界: | 国際関連(第二外国語)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験実施日の概ね1ヵ月半前まで | |
試験実施日: | [春期]:6月下旬の日曜日 [秋期]:11月下旬の祝日 ※準1・1級は秋期のみ |
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合格発表日: | 試験実施日の概ね1ヵ月(準1・1級は3ヵ月)後 | |
受験地 : | 全国約30都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
ドイツ語技能検定試験(独検)は、1992年にスタートした比較的新しい検定試験です。
試験は、5・4・3・2・準1・1級の6つの試験級があり、能力に応じてどの試験級でも受験できます。5級は、ドイツ語の授業を約30時間受講している人が対象となる初歩レベルです。以下、4級は60時間、3級は120時間、2級は180時間程度の学習者が対象で、2級合格は日常生活に必要な会話ができ文章が理解できるレベルになります。
準1級は、ドイツ語圏での生活に対応できる標準的なドイツ語を身につけているレベルで、1級は、専門的なテーマに関する文章を理解し意見を述べることができるレベルになります。1級合格者は、通訳案内士(ガイド)試験の「外国語」筆記試験の免除が受けられます。
実務でドイツ語を生かすのであれば、準1級以上が目標になります。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
5~2級は「筆記」と「聞き取り」のみで、準1・1級は「筆記」「聞き取り」の1次試験に合格すると、別日程で2次の口述試験に進みます。
「筆記」「聞き取り」はマークシート問題が大半ですが、4・3級の「聞き取り」、2・準1級の「筆記」では、単語の書き取り問題も出題されます。1級は、長文の和訳・独訳問題も出題され、難易度が上がります。
口述試験は、準1級は7分程度の会話形式、1級は出題テーマをめぐっての10分程度の質疑応答形式で行われます。
準1・1級の合否は、1次試験と2次試験の総合評価によって行われ、2次試験で不合格の場合は、1次試験の高得点者のみ、次回の試験に限り1次試験が免除されます。
2・準1級、準1・1級など隣接級の併願受験が可能です。
【目安】費用2~5万円程度(※各級相応の独語力がある場合)こんな勉強
大学のドイツ語専攻や、一般教養の第2外国語で勉強している人が多いようですが、それ以外では、語学スクールに通うか、NHKテレビ・ラジオのドイツ語講座を利用するのが一般的な勉強法になります。
試験対策は、独検の受験参考書や過去問題集も市販されていますので、それらを用いての勉強になります。
参考書・問題集
Amazon(本)
スクール
[BrushUP学び]で探す(ドイツ語のスクール)
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 ドイツ語学文学振興会
◆試験分野
●5・4・3級:筆記/聞き取り(一部書き取りを含む)
●2級:筆記(一部書き取りを含む)/聞き取り
●準1・1級(1次):筆記(一部書き取りを含む)/聞き取り
●準1・1級(2次):口述
◆合格基準
非公開
◆合格率
5級:90%、4級:70%、3級:50%、2級:40%、準1級:30%、1級:10%程度
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ドイツ語技能検定試験 |
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