ハングル能力検定

韓国・朝鮮語の語学力を証明する資格です。

職種・業界:

ハングル

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: [春季試験]:3月中旬~4月下旬
[秋季試験]:8月下旬~10月上旬
試験実施日: [春季試験]:6月上旬の日曜日
[秋季試験]:11月中旬の日曜日
合格発表日: [春季試験]:7月上旬
[秋季試験]:12月中旬
受験地  : 全都道府県
※2・1級は地区限定
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★★☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 韓国・朝鮮語に関する資格です。韓国語と朝鮮語は、発音などに多少の違いはありますが、元来は同じ言語であり、その共通の表音文字がハングルです。
 試験は、初歩レベルの5級から、最上級レベルの1級まで6つの試験級で実施されます。
 試験合格者には、大学の入試優遇や単位認定などのメリットもありますが、ビジネスに生かすのであれば、「幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる」レベルである2級以上が目標となります。
 なお1級は通訳・翻訳レベルで、合格者は通訳案内士(ガイド)試験の外国語筆記試験(韓国語)が免除されます。
 ハングル能力検定は日本人の韓国・朝鮮語学習者向けの検定として有名ですが、ほかに、韓国政府が認証する韓国語による試験として韓国語能力評価試験(KLAT)があります。

【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験

 各試験級とも、筆記試験と聞き取り試験が実施されます。
 解答は多肢選択のマークシート方式ですが、2・1級の筆記試験では記述問題も出題され、問題文も韓国・朝鮮語での設問になります。また聞き取り試験においても、書き取りの試験が加わります。
 1級は、筆記試験・聞き取り(書き取り)試験の後、合格者は3週間後の2次試験に進みます。2次試験は質疑応答形式の面接試験で、2次不合格の場合は、次回か次々回のいずれか1回の試験に限り1次試験が免除されます。
 5級と4級、4級と3級など、隣接級については、それぞれ同一試験日での併願受験が可能です。

【目安】費用0.5~3万円(※入門レベルの場合)こんな勉強

 韓国・朝鮮語の単語や文法は比較的日本語に近いと言われており、ハングルは世界でもっとも合理的な文字とされていますが、いざ勉強するとなると、暗号を一から解読するような困難を強いられます。
 初心者の場合は、NHKのハングル講座や放送大学の韓国語講座、あるいは街中の語学教室に通うなどして、入門レベルから始めるのが一般的なスタイルになります。当面の目標は日常会話レベルの3級程度ですが、市販の検定対策本や問題集も利用しながら勉強します。
 大学の第2外国語で韓国・朝鮮語を選択していれば、1年次修了が概ね4級レベル、2年次修了が概ね3級レベルに相当する勉強量になります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
通信講座
  [BrushUP学び]で探す(韓国語の通信講座)
スクール
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試験概要

◆主催団体
  NPO法人 ハングル能力検定協会
◆試験科目
●5・4・3・準2級:筆記試験/聞き取り試験
●2級:筆記試験/聞き取り・書き取り試験
●1級:1次試験(筆記試験/聞き取り・書き取り試験)、2次試験(面接試験)
◆合格基準
●5・4級:全体で60%以上の得点。
●3級:筆記で40%、聞取で30%、かつ全体で60%以上の得点。
●準2級:筆記で50%、聞取で30%、かつ全体で70%以上の得点。
●2級:筆記で50%、聞取・書取で40%、かつ全体で70%以上の得点。
●1級1次:筆記で50%、聞取・書取で40%、かつ全体で70%以上の得点。
●1級2次:A~Dの4段階評価のA・B
◆合格率
5・4級:70~90%程度、3級:50~70%程度、準2級:20~50%程度、2・1級(1次):10~20%程度。


 
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