プロフェッショナルエンジニア(PE試験)
国際派エンジニアとしての能力を認定する米国資格です。
職種・業界: | 国際関連(英語・実務)に関する資格 |
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資格の種類: | 公的資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 学歴要件あり , 実務要件あり | |
受験申込日: | [FE試験]:随時 [PE試験]:各試験日の概ね3ヵ月前まで |
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試験実施日: | [FE試験]:1・2・4・5・7・8・10・11月 [PE試験]:4・10~11月の日曜日 |
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合格発表日: | [FE試験]:随時(試験終了時) [PE試験]:各試験日の概ね2ヵ月後 |
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受験地 : | 東京・大阪ほか(※PE試験は東京) | |
取得方法 : | 試験合格後に登録 | |
有効期限 : | 2年間(※更新可能) |
【メリット】社内評価★★☆ こんな資格
PE(Professional Engineer)試験は、エンジニアとして必要な知識・技能や職業倫理を認定する、アメリカの公的資格です。
PE資格を取るには、まずFE(Fundamental Engineer)試験に合格し、その後エンジニアとして4年以上の実務経験を積んだのちPE試験に合格し、アメリカのいずれかの州の登録を受ける必要があります。このFE試験とPE試験は、日本においても受験が可能です。
FE試験を受験するには、化学・建築土木・電気電子・機械などの工学系の4年制大学卒業(または卒業見込)以上の学歴が必要になります。
アメリカをはじめとする外資系企業や、海外プロジェクトにおいてエンジニアとして仕事をする上で、一定の評価が得られる資格です。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
FE試験は、全国数ヵ所の公認テストセンターでCBT方式(コンピュータを使った試験方式)で行われ、工業系の基礎学力を問う多肢選択問題が出題されます。
PE試験は、東京のみで行われる会場試験で、各工業分野の実践的能力を問う多肢選択問題になります。
どちらの試験も、アメリカと同じルールのもと、英文で実施されます。
【目安】費用15万円程度こんな勉強
受験に必要な英語力は、TOEIC®500点程度と言われています。
そのうえで、FE試験では工学系の基礎知識、PE試験では各工学分野の実践的知識に関して、英語版の参考書や問題集を使って勉強するスタイルになります。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
NPO法人 日本PE・FE試験協議会(JPEC)
◆試験分野
●FE試験(1次試験):化学、土木、電気・コンピューター、環境、生産管理、機械など
●PE試験(2次試験):機械、電気・コンピューター、土木、化学、環境、その他(農業、冶金、コントロールシステム、原子力、石油、防火災、建築、工業、海軍建築・港湾など)
◆合格基準
非公開
◆合格率
FE試験・PE試験とも、50~70%程度