中国語検定
中国語の語学力を証明する資格です。
職種・業界: | 国際関連(第二外国語)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [6月試験]:4月中旬~5月中旬 [11月試験]:9月中旬~10月中旬 [3月試験]:1月中旬~2月中旬 ※1級は11月試験のみ実施。 |
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試験実施日: | [6月試験]:6月下旬の日曜日 [11月試験]:11月下旬の日曜日 [3月試験]:3月下旬の日曜日 |
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合格発表日: | [6月試験]:7月上旬 [11月試験]:12月上旬 [3月試験]:4月上旬 |
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受験地 : | 全国41都道府県、ほか北京・香港・台北など海外7都市。 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 準4・4・3級は2年間、2・準1・1級は5年間。 |
【メリット】社内評価★★☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
話者人口では世界一の、中国語に関する資格です。
試験は、準4級から1級まで6つの試験級で実施されます。準4級は入門の入門、4級が初級、3・2級が中級、準1・1級が上級レベルに当たります。1級は通訳・翻訳のプロのレベルで、合格者は通訳案内士(ガイド)試験の外国語筆記試験(中国語)が免除されます。
試験合格者には、大学の入試優遇や単位認定などのメリットもありますが、ビジネスに生かすのであれば日常会話ができる3級以上が目標となります。
なお、試験合格は生涯有効ですが、準4・4・3級は2年間、2・準1・1級は5年間を語学レベルの保証期間としており、更新するためには再受験が必要になります。
中国語の語学力をはかる試験としては、日本国内では中国語検定が有名ですが、世界的には中国政府公認の漢語水平考試(HSK)がよく知られています。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
各試験級とも、リスニングと筆記が実施され、4級以上ではそれぞれの合格基準をクリアする必要があります。
リスニングは、録音された中国語を聞いて解答する問題で、準4級から2級までは選択式のマークシート問題、準1・1級はマークシート問題のほかに書き取り問題が出題されます。
筆記は、マークシート問題と記述問題が出題され、記述問題の解答は原則として簡体字によります。
1級は、11月試験のみ実施され、11月の1次試験に合格すると翌年1月の2次試験に進みます。2次では、中国人との会話・通訳試験が行われ、2次不合格の場合は、次回に限り1次試験が免除されます。
準4級と4級、3級と2級、準1級と1級については、それぞれ同一試験日での併願受験が可能です。
【目安】費用0.5~3万円(※入門レベルの場合)こんな勉強
中国語は漢字ですから、日本人にとっては習得しやすい言語ですが、発音(ピンイン)の勉強については苦労を強いられます。
初心者の場合は、NHKや放送大学の中国語講座、あるいは街中の語学教室に通うなどして、入門レベルから始めるのが一般的なスタイルになります。当面の目標は日常会話レベルの3級ですが、市販の検定対策本や問題集も利用しながら勉強します。
大学の第2外国語で中国語を選択していれば、1年次の修了レベルが4級、2年次の修了レベルが3級になります。
大学で中国語を専攻している場合は2級以上が目標となりますが、1級については通訳ができる相当に高いレベルの専門性や経験が必要です。
参考書・問題集
Amazon(本)
Amazon(PCソフト)
通信講座
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スクール
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試験概要
◆主催団体
一般財団法人 日本中国語検定協会
◆試験科目
●準4・4・3・2・準1級:リスニング/筆記
●1級:1次試験(リスニング/筆記)、2次試験(会話・通訳)
◆合格基準
●準4級:全体で60%以上の得点。
●4級:リスニング・筆記それぞれ60%以上の得点。
●3級:リスニング・筆記それぞれ65%以上の得点。
●2級:リスニング・筆記それぞれ70%以上の得点。
●準1級:リスニング・筆記それぞれ75%以上の得点。
●1級:リスニング・筆記それぞれ85%以上の得点。
◆合格率
準4級:70%程度、4級:50%程度、3級:35%程度、2級:20%程度、準1級:15%程度、1級:5%程度。
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中国語検定 |
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