司書(補)
図書館職員をめざす人は取っておきたい国家資格です。
職種・業界: | 教育・文化に関する資格 |
|
---|---|---|
資格の種類: | 国家資格(認定資格) | |
試験方法 : | 講習等のみ | |
受験資格 : | ||
受験申込日: | ||
試験実施日: | ||
合格発表日: | ||
受験地 : | ||
取得方法 : | 講習等修了 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
公共図書館で、図書の選定・発注・受け入れや、分類、目録作成、貸出業務、読書案内を行う職員が司書で、その補助業務を行う職員が司書補です。ちなみに公共図書館とは、自治体が運営している公立図書館をはじめ、大学の付属図書館や私立図書館など、一般の人が利用できる公共性の高い図書館のことです。
司書補や司書になるには、図書館法という法律に基づく国家資格を取得する必要があります。
司書補の国家資格は、司書補の講習を受講修了することによって取得できます。講習の受講要件として、中卒以上の学歴が必要になります。
司書の国家資格は、司書の講習を受講修了することによって取得できます。講習の受講要件として、司書補として3年以上の実務経験、もしくは大学・短大・高専卒以上の学歴が必要になります。このほかに、大学・短大の司書課程を履修して卒業した場合も資格を取得できます。
司書補や司書として活躍するには、公共図書館に就職する必要があります。そのためには、自治体が運営する公立図書館であれば各地方公務員採用試験、大学の付属図書館であれば、国立大学は国立大学法人等職員採用試験、私立大学は各大学の採用試験に合格しなければなりません。
司書補や司書の資格は、各採用試験の際の受験要件となっていたり、採用後の配属要件になりますので、図書館職員をめざすのであれば取っておきたい資格です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
※司書は資格試験はありません。
【目安】学習期間2ヶ月、費用15~20万円(※司書講習の場合)こんな勉強
司書の有資格者の大半は、大学・短大の文学部などの司書課程の修了者ですが、大学・短大で司書の資格を取らなかった場合は、司書や司書補の指定講習を受けることになります。
司書や司書補の講習は、大学が夏休みになる7~9月頃に行われます。司書の講習を実施しているのは全国で概ね14大学、司書補は5大学です。どちらも約2ヶ月間の集中講義になります。
7~9月に集中して時間が取れない場合や、地理的に通学するのが困難な場合は、大学・短大が行っている司書の通信教育課程を修了する方法もあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
通信講座
[BrushUP学び]で探す(司書・司書補の通信講座)
ケイコとマナブ.netで探す(図書館司書の通信講座)
試験概要
◆主管団体
文部科学省
◆司書課程・司書講習の内容
生涯学習概論/図書館概論/図書館制度・経営論/図書館情報技術論/図書館サービス概論/情報サービス論/児童サービス論/情報サービス演習/図書館情報資源概論/情報資源組織論/情報資源組織演習、ほか