森林インストラクター

自然環境教育をめざす森の案内人の資格です。

職種・業界:

森林インストラクター

資格の種類:
試験方法 : ,
受験資格 :
受験申込日: 6月上旬~7月下旬
試験実施日: [1次]:9月中旬の日曜日
[2次]:11月上旬の土または日曜日
合格発表日: 12月中旬
受験地  : 札幌・東京・名古屋・大阪・高知・福岡
※2次試験は東京のみ
取得方法 : 試験合格後に登録
有効期限 : 5年間(※更新可能)

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 森林や林業に関する専門知識をもって、森林内のガイドや、森林内でのレクリエーションの指導などを行う資格です。資格試験自体が、環境教育促進法の人材認定事業になっており、公的な環境教育としての側面もあります。
 試験は、20歳以上であれば誰でも受験できます。
 営林署や森林組合などの林業関係者、環境教育に携わる教職員などのほか、一般の社会人や学生も多く受験しています。
 森林インストラクターとしての活動は、環境保護団体や自治体からの依頼によるボランティアやそれに近いケースが大半ですので、他の職業のプラスアルファとしてアピールしたり、森林浴や自然保護活動などプライベートで生かす資格と言えます。

【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験

 試験は、1次の筆記試験と、2次の実技試験・面接からなります。
 1次試験は科目合格が認められていて、5年以内に全4科目を合格すれば1次試験合格となり、2次試験に進みます。また、技術士(森林部門)の有資格者は、「林業」の科目の免除が受けられます。
 2次の実技試験は、樹木や鳥類などを、森林インストラクターとして解説する模擬演技ですが、所定の講習会を受講修了することによって受験免除が受けられます。
 2次の面接試験は、自己紹介や受験の動機などに関する質疑応答になります。

【目安】費用2~7万円程度こんな勉強

 環境教育促進法の人材認定事業のため、ふるい落とす試験ではなく、合格者を増やす試験と言えます。
 参考書が刊行されていますので、それらを用いた自学自習が一般的な勉強法になります。
 そのほか、実技試験免除が受けられる協会主催の養成講習や、関係団体が主催する養成講座などもあります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
通信講座
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試験概要

◆主催団体
  一般社団法人 全国森林レクリエーション協会
◆試験科目
●1次試験
(1)森林/(2)林業/(3)森林内の野外活動/(4)安全及び教育
●2次試験
(1)実技試験/(2)面接
◆合格基準
●1次試験:各科目とも60%以上の得点
◆合格率
25%程度


 
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