法科大学院全国統一適性試験
法科大学院入学志願者の全国共通試験です。
職種・業界: | 法務・総務に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 3月中旬~4月中旬 | |
試験実施日: | [第1回]:5月下旬の日曜日 [第2回]:6月上旬の日曜日 |
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合格発表日: | 7月上旬 | |
受験地 : | 札幌・仙台・新潟・東京・神奈川・金沢・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・高松・福岡・熊本・鹿児島・沖縄 | |
取得方法 : | 試験受験 | |
有効期限 : | 受験年度のみ |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
資格ではなく、法科大学院へ入学する前に受験しなければならない、統一適性試験になります。
法科大学院は法曹(裁判官・検察官・弁護士)をめざす専門職大学院ですから、法曹の資質として、判断力・思考力・分析力・表現力が測られます。
法科大学院の入学志願者は、この統一適性試験の成績証明カードを添えて、希望する法科大学院への入学出願を行うことになります。統一適性試験自体は誰でも受験できますが、法科大学院に入学するには大学卒業などの学歴要件が必要です。また法科大学院によっては、統一適性試験の成績が一定基準以上であることを入学要件とするところもあります。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
試験は4部構成で、第1部から第3部までは多肢択一のマークシート問題、第4部は論述問題になります。
試験問題は、論理的判断力や分析的判断力などを試す問題で、法律の知識を問う内容ではありません。
成績証明は、第1部から第3部までの得点について行われ、第4部については志願する法科大学院の方で採点します。
試験は毎年2回行われ、どちらの試験でも受験できますし、両方受験することもできます。試験結果は、2回の試験の差が生じないように等価した得点に修正して成績証明を行います。2回とも受験した場合は、得点が高い方の成績証明を受けることができます。
【目安】費用2~20万円こんな勉強
限られた試験時間の中で、与えられた設例を読みこなし、分析し、設問の意図に沿って論理構築する能力が必要です。
そのため、過去問題や類似問題を数多く解いてみて、問題に慣れることが重要です。第1部から第3部までの300点満点に対して、200点以上が当面の目標になります。
市販の受験参考書や過去問題集のほか、公務員試験の判断推理に関する問題なども教材として使えます。
また、司法試験の受験予備校では、統一適性試験の対策講座を行っているところもあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
スクール
伊藤塾の法科大学院講座
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日弁連法務研究財団
◆試験科目
●第1部:論理的判断力を測る問題
●第2部:分析的判断力を測る問題
●第3部:長文読解力を測る問題
●第4部:表現力を測る問題
◆合格基準
●第1部~第3部:スコア方式
●第4部:各法科大学院で採点
◆合格率
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法科大学院全国統一適性試験 |
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