潜水士

海洋土木やサルベージ作業に必要な国家資格です。

職種・業界:

潜水士

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 各試験日の2ヵ月前から2日前まで
試験実施日: 4・6・7・9・12・1月
合格発表日: 各試験日の1週間後
受験地  : 北海道・宮城・千葉・愛知・兵庫・広島・福岡
※ほかに年1回、全国28道府県で出張試験
取得方法 : 試験合格後に免許申請
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 岸壁・湾岸・海岸・河川の工事や、サルベージ(沈没船の引き揚げ)などで、潜水マスクを付けてタンクやコンプレッサーからの給気で行う潜水作業に従事する場合は、危険を伴うため、労働安全衛生法の規定による潜水士の免許が必要になります。
 潜水士の免許は、国家試験に合格して、免許証の交付を受けることによって取得できます。受験資格に制限はなく誰でも受験できますが、免許の交付を受けるには18歳以上であることが条件です。
 潜水士の主な職場は、海洋土木関連やサルベージ関連の会社のほかに、海上自衛隊や海上保安庁の特殊救難隊などがあります。なお、レジャーとしてのスキューバダイビングには潜水士の免許は要りませんが、スキューバの指導を行う際には必要になります。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 試験は、5肢択一のマークシート方式で行われます。
 試験科目は全4科目で、全体で60%以上かつ各科目40%以上の得点が合格ラインです。
 試験は全国7地域の安全衛生技術センターで定期的に実施されるほか、道府県によっては、出張試験が年に1回実施されます。

【目安】費用1~3万円程度こんな勉強

 市販のテキストや過去問題集を用いて、独学でも勉強できる内容です。ただし、圧力に関する計算問題などもありますので、理数系に自信のない方は、受験対策の講習会などを利用することをお薦めします。
 なお余談ですが、レジャーとしてスキューバダイビングを楽しむ場合は、潜水士の免許は必要ありませんが、技能講習を受けて「Cカード」と呼ばれるライセンスを取らなければ、潜水具やタンクはレンタルできないようになっています。

参考書・問題集
  Amazon(本)

試験概要

◆主催団体
  公益財団法人 安全衛生技術試験協会
◆試験科目
(1)潜水業務/(2)送気、潜降及び浮上/(3)高気圧障害/(4)関係法令
◆合格基準
各科目とも40%以上、かつ全体で60%以上の得点
◆合格率
80%程度


 
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