発破技士
土木工事や砕石現場での発破作業に必要な国家資格です。
職種・業界: | 化学に関する資格 |
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資格の種類: | 国家資格(業務独占資格) | |
試験方法 : | 筆記試験(マークシートのみ) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 各試験日の2ヵ月前から2日前まで | |
試験実施日: | 6・12月 ※受験地ごとに異なる |
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合格発表日: | 各試験日の1週間後 | |
受験地 : | 北海道・宮城・千葉・愛知・兵庫・広島・福岡ほか | |
取得方法 : | 試験合格後に免許申請 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
土木工事や砕石現場で行われる発破(はっぱ)は、火薬の装てんや結線、点火、後処理など大きな危険を伴うため、その作業を行うには労働安全衛生法の規定による発破技士の免許が必要になります。
発破技士の免許は、国家試験に合格して、免許証の交付を受けることによって取得できます。受験資格に制限はなく誰でも受験できますが、免許の交付を受けるには、発破の補助作業の従事経験や、所定の実技講習修了など、実務経験の証明が必要になります。
なお発破技士のほかに、火薬類取扱保安責任者の有資格者も発破作業を行うことができます。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
試験は、5肢択一のマークシート方式で行われます。
試験科目は全3科目で、全体で60%以上かつ各科目40%以上の得点が合格ラインです。
試験は全国7地域の安全衛生技術センターで定期的に実施されるほか、県によっては、出張試験が年に1回実施されます。
【目安】費用1~4万円程度こんな勉強
市販のテキストや過去問題集を用いて、独学でも勉強できる内容です。
試験合格後の免許申請には実務経験が必要になりますので、発破の補助作業に従事する機会がない場合は、所定の実技講習の受講が必要になります。
実技講習は、各都道府県の火薬類保安協会で行われています。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 安全衛生技術試験協会
◆試験科目
(1)発破の方法/(2)火薬類の知識/(3)火薬類の取り扱い
◆合格基準
各科目とも40%以上、かつ全体で60%以上の得点
◆合格率
60%程度
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