JTA公認 翻訳専門職資格試験(CPT)
英語と中国語の翻訳レベルを認定する資格です。
職種・業界: | 国際関連(英語・実務)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験日の概ね1週間前まで | |
試験実施日: | 6・9・12・3月の第1日曜日 | |
合格発表日: | 試験日の概ね1ヵ月半後 | |
受験地 : | 在宅試験 | |
取得方法 : | 試験合格後に実務経験審査 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ こんな資格
「英語⇔日本語」と「中国語⇔日本語」の翻訳の専門職レベルを認定する民間資格で、厚生労働省認定の「翻訳技能認定試験」を経て現在の資格名称・内容に変遷しました。
試験は、文法・IT・専門分野・マネジメントの4つの科目について行われ、4科目すべてに合格すると「JTA公認翻訳専門職」の資格認定が受けられます。受験資格に制限はありませんが、試験合格後に資格認定を受けるには、2年以上の翻訳の実務経験が必要です。
翻訳業務もインターネットなどのITツールを利用して行われるため、企業内での翻訳業務に限らず、フリーランスでの在宅ワークなどさまざまな就業スタイルがありますが、資格は業務能力を客観的にアピールできる有効な武器になります。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
試験は、すべてWBT(インターネットを使った試験方式)で行われ、自宅のパソコンでの受験が可能です。
文法・IT・専門分野・マネジメントの4科目のうち、ITとマネジメントの2科目については、英語部門・中国語部門とも共通問題になります。
試験問題は、多肢選択問題と翻訳記述問題が中心になります。
専門分野は、英語部門についてはフィクション・ノンフィクションなど6分野から1分野を選択、中国部門についてはリーガルかビジネス一般のいずれかの分野を選択します。
科目合格が認められていて、5年以内に全4科目を合格すれば試験合格となります。
【目安】費用2~80万円程度こんな勉強
英語部門の文法科目は、英→日、日→英、英→英(要約)の3種類の翻訳の勉強です。
IT科目では、コンピュータ知識や、ネット検索、「ワード」の操作などの勉強が必要になります。
専門科目は各専門分野での翻訳、マネジメント科目は、翻訳家としての職業倫理や、翻訳業務のビジネス慣行・契約条件・進捗方法・品質管理などの勉強です。
単科受験が可能ですので、これから翻訳の仕事をめざすのであれば、手始めに文法科目から始めてみるのが合理的です。翻訳文法に関する参考書をもとに、自学自習でチャレンジすることもできますし、対策講座や模擬試験を利用することもできます。
試験概要
◆主催団体
一般社団法人 日本翻訳協会
◆試験科目
●英語部門
(1)翻訳文法技能試験/(2)翻訳IT技能試験/(3)翻訳専門技能試験(フィクション、ノンフィクション、IR/金融、リーガル、医学/薬学、特許(IT)より選択)/(4)翻訳マネジメント技能試験
●中国語部門
(1)翻訳文法技能試験/(2)翻訳IT技能試験/(3)翻訳専門技能試験(リーガル、ビジネス一般より選択)/(4)翻訳マネジメント技能試験
◆合格基準
各科目とも、80%以上の得点(※得点によりグレード評価)
◆合格率
非公開
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JTA公認 翻訳専門職資格試験(CPT) |
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