実用フランス語技能検定
フランス語能力を証明する由緒ある資格です。
職種・業界: | 国際関連(第二外国語)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [春季試験]:5月中旬 [秋季試験]:10月中旬 |
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試験実施日: | [春季試験(5・4・3・準2・2・1級)] 1次試験:6月中旬の日曜日 2次試験:7月中旬の日曜日 [秋季試験(5・4・3・準2・2・準1級)] 1次試験:11月中旬の日曜日 2次試験:1月下旬の日曜日 |
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合格発表日: | [春季試験]:7月上旬 ※準2・2・1級は8月上旬 [秋季試験]:12月上旬 ※準2・2・準1級は2月上旬 |
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受験地 : | 全国35地区とパリ(3・2・1級のみ) ※2級は32地区、1級は27地区。 |
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取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
実用フランス語技能検定(仏検)は、文部科学省および在日フランス大使館文化部後援の由緒ある資格で、初歩からマスターレベルまで7段階の試験級で実施されます。
5・4級は概ね大学の第2外国語としての修得レベル、3級・準2級・2級は大学の第1外国語での修得レベル、そして準1級・1級はビジネスにも活用できる専門レベルになります。
大学の入学資格や単位修得、企業への就職や海外出向など実利のメリットだけではなく、芸術やファッション・食など、本場の生活文化に親しむためのコミュニケーションツールとしての魅力が、フランス語と仏検の人気の理由でもあります。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
多肢選択マークシート方式の筆記試験とリスニングをベースに、3級からは記述問題が加わり、準2級からは書き取り問題と、2次試験として個人面接によるスピーキングが加わります。
5級~3級までは概ね、日常生活でのフランス語の理解力が試されます。準2級からは、日常生活に限らず社会生活全般の多様な分野へと試験範囲が広がります。
2次試験の個人面接は1次試験合格者を対象に実施され、準2級では試験官との質疑応答程度ですが、準1級・1級ではテーマに対する意見発表や討論へとレベルアップします。なお2次試験不合格の場合は、次回の試験に限り1次試験が免除されます。
1級と2級(春季)、準1級と2級(秋季)以外であれば、同一試験日に隣接する2つの級を併願受験することもできます。
【目安】費用 30万円前後(準1級の場合)こんな勉強
フランス語に限らず、語学の勉強は毎日こつこつと積み重ねて、慣れ親しむことが大切です。
語学スクールに通う以外にも、市販の教科書や協会発行の『仏検問題集』を使った勉強法や、NHKラジオのフランス語講座で勉強する方法もあります。
世界一美しいと形容されるフランス語ですが、独特の鼻濁音や、男性名詞・女性名詞の区別、名詞の性によって変わる冠詞や形容詞や動詞、数多くの前置詞の用法など、勉強するにはかなり手ごわい外国語と言えます。
それだけに、勉強の成果が検定合格へと実を結び喜びや楽しさはひとしおです。
参考書・問題集
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スクール
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試験概要
◆主催団体
公益財団法人 フランス語教育振興協会
◆試験科目
●5・4・3級:筆記/聞き取り
●準2・2・準1・1級:[1次試験]筆記/書き取り/聞き取り、[2次試験]個人面接
◆合格基準
●5・4・3級:60%前後の得点
●準2・2・準1・1級:1次試験・2次試験ともに60%前後の得点
◆合格率
5級:80~90%、4級:70~80%、3級:60%前後、準2級:50%前後、2級:30%前後、準1級:20%前後、1級:10%前後
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実用フランス語技能検定 |
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