ファイナンシャル・プランナー(AFP/CFP®)
FP資格のグローバルスタンダードです。
職種・業界: | 金融・保険・証券に関する資格 |
|
---|---|---|
資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 研修修了・講習会参加など | |
受験申込日: | 各試験日の概ね1ヵ月半前まで | |
試験実施日: | [AFP(※FP技能検定試験)] 5・9・1月の各日曜日 [CFP®] 第1回:6月の日曜日(2日間) 第2回:11月の日曜日(2日間) |
|
合格発表日: | 各試験日の概ね1ヵ月半後 | |
受験地 : | 全都道府県 ※CFP®試験は、全国14地区 |
|
取得方法 : | 試験合格後に登録 ※AFPは試験合格のほか、AFP認定研修修了が必要 |
|
有効期限 : | 2年間(所定の継続教育単位取得により更新) |
【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ 社会生活★☆☆こんな資格
日本FP協会が認定する普通資格がAFP、上級資格がCFP®で、CFP®は世界24カ国・地域で通用する国際標準資格です。
AFPになるためには、協会が認定するAFP認定研修の修了と、AFP資格審査試験の合格を経て、協会に資格登録をする必要があります。なおAFP資格審査試験は、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士の2級FP技能検定試験がこれを兼ねています。
CFP®になるためには、CFP®資格審査試験に合格した後、実務研修であるCFP®エントリー研修修了と3年以上の実務経験を経て、協会に資格登録をする必要があります。なおCFP®資格審査試験は、AFP資格認定者であることが受験の条件になります。
AFP・CFP®ともに所定の継続教育で規定単位を取得することによって、2年毎に資格が更新されます。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
AFP資格審査試験を兼ねる2級FP技能検定試験は、学科試験と実技試験が行われます。学科試験では4肢択一問題が、実技試験では記述式の事例問題が出題されます。なお実技試験は5つの業務領域から1つを選択受験します。
また、学科・実技どちらか一方のみが合格(一部合格)の場合は、その試験日の翌々年度までは合格した方の試験は免除されます。
CFP®資格審査試験は、全6課目の4肢択一問題で、6課目すべて合格する必要があります。ただし課目合格が認められており、合格課目は原則として無期限に有効ですので、1課目ずつ合格を積み上げていくこともできます。
【目安】学習時間500時間、費用15~20万円(※CFP®の場合)こんな勉強
金融商品、不動産、老後の人生設計、保険や年金、所得税や相続税など、比較的身近な分野が多いため理解しやすいのが特徴です。
AFPでは、AFP認定研修を修了することが資格審査条件の一つですが、この研修ではFPの基礎的な内容から各分野の細かい内容まで、合計68単位(68時間)以上のカリキュラムが組まれています。研修を受講修了することによって、2級FP技能検定試験(資産設計提案業務)の基礎学習を賄うことができます。
CFP®資格審査試験はAFPに較べるとかなり専門的な内容になりますので、得意な課目から順番に一つずつマスターしていくような勉強方法になります。
参考書・問題集
Amazon(本)
通信講座
[BrushUP学び]で探す(FPの通信講座)
ケイコとマナブ.netで探す(FP技能検定の通信講座)
スクール
[BrushUP学び]で探す(FPのスクール)
試験概要
◆主催団体
NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
◆試験課目
●AFP資格審査試験(2級FP技能検定試験)
[学科試験]
ライフプランニングと資金計画/リスク管理/金融資産運用/タックスプランニング/不動産/相続・事業承継
[実技試験]
「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」「資産設計提案業務」から1業務を選択
※「資産設計提案業務」以外の試験は金融財政事情研究会が実施。
●CFP®資格審査試験
(1)金融資産運用設計/(2)不動産運用設計/(3)ライフプランニング・リタイアメントプランニング/(4)リスクと保険/(5)タックスプランニング/(6)相続・事業承継設計
◆合格基準
●AFP(2級FP技能検定):学科60%以上、かつ実技60%以上の得点
●CFP®:各課目とも概ね60%以上の得点
◆合格率
●AFP(2級FP技能検定):学科30%前後、実技30~60%
●CFP®:各課目とも30~40%
|
||
|
ファイナンシャル・プランナー(AFP/CFP®) |
|
|