フラワーデザイナー(NFD)

フラワーデザインの知識と技能を認定する資格です。

職種・業界:

フラワーデザイン

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 試験日の3ヵ月前~40日前まで
試験実施日: 毎月(※試験地により異なる)
合格発表日: 試験日の概ね2週間後
受験地  : 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡ほか
取得方法 : 試験合格後に入会
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 独立開業★☆☆ 社会生活★☆☆こんな資格

 フラワーデザインに関する、業界認知度が高い民間資格です。
 初級レベルの3級から上級レベルの1級まで3段階の試験級があり、1級取得後に所定の要件を満たせば日本フラワーデザイナー協会(NFD)講師として後進の指導にも当たれます。
 試験は3級からスタートし、2級・1級へと順を追って昇級する形になります。
 3級試験を受けるには、NFD講師による所定の40単位(1単位2時間程度)以上の受講証明が必要で、試験合格後にNFD会員として入会することによって資格取得となります。2級・1級を受ける場合も、下位級合格とともに所定単位の受講証明が必要になります。なお、フラワー装飾技能士の資格を取得している場合は、これを所定単位の受講証明に代えることができます。
 趣味にとどまらず、フラワーショップへの就転職をはじめ、プロのフローリストや講師としても活躍できる資格です。

【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験

 学科試験と実技試験があります。NFD本部主催の試験のほかに、3級・2級についてはNFD公認校が実施する試験もあります。
 学科試験では、フラワーデザインの構成や造形理論、用具や資材に関する知識についてマークシート形式で問われます。なお、NFD公認校で所定単位を取得した場合は、2級・1級については学科試験が免除されます。
 実技試験では、「アレンジメント」について1テーマ、「花束」または「花嫁の花束」から1テーマが出題され、花と資材が支給され、花器・ブーケスタンド・麻ひも・ワイヤなどの制作道具を持ち込んで作品に取り組みます。
 学科・実技のいずれか一方のみが合格の場合は、次回の試験に限り合格科目が免除されます。

【目安】費用15~20万円程度(※3級の場合)こんな勉強

 所定の40単位は、「出題テーマ」の18単位、「必修テーマ」の6単位、「選択テーマ」の16単位に分かれます。
 たとえば3級の場合の「出題テーマ」は、共同形態、植生的、並行-植生的、並行-装飾的、構造的、丸い花束、円錐形の花束、モダン-装飾的花嫁の花束、丸い花嫁の花束の9テーマです。
 2級・1級と上位になるに従い、より高度なデザインやアレンジメントが求められるようになります。
 NFD公認校などのフラワースクール・フラワー教室に通い、NFD講師に師事しながら上達していくような学習スタイルになります。

参考書・問題集
  Amazon(本)
通信講座
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スクール
  [BrushUP学び]で探す(フラワーデザイン・アレンジメントのスクール)
  ケイコとマナブ.netで探す(フラワーデザインのスクール)

試験概要

◆主催団体
  公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会
◆試験科目
●学科試験
●実技試験:(1)アレンジメント/(2)花束/(3)花嫁の花束
※(1)より1テーマ、(2)または(3)より1テーマ
◆合格基準
非公開
◆合格率
3・2級:90~95%程度、1級:80%程度


 
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