公認不動産コンサルティングマスター
不動産コンサルティングの知識・技能を証明する資格です。
職種・業界: | 不動産に関する資格 |
|
---|---|---|
資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 国籍その他の要件あり | |
受験申込日: | 8月上旬~9月上旬 | |
試験実施日: | 11月中旬の日曜日 | |
合格発表日: | 1月中旬 | |
受験地 : | 札幌・仙台・東京・横浜・静岡・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄 | |
取得方法 : | 試験合格後に登録 | |
有効期限 : | 4年間(※更新可能) |
【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ こんな資格
不動産の利用・取得・処分・管理や事業経営・投資などを企画提案する、不動産コンサルティング業務に必要な知識・技能を証明する資格です。民間資格ですが、資格制度は国土交通大臣の登録を受けており、特定の不動産関連法令において許認可の際の人的要件にされているなど、公的な性格も帯びています。
公認不動産コンサルティングマスターになるには、不動産コンサルティング技能試験に合格して登録される必要があります。受験をするには「宅地建物取引主任者」「不動産鑑定士
」「1級建築士」のいずれかの有資格者であることが要件で、登録されるには5年以上の実務経験が必要です。
宅建業やマンション管理業などの不動産関連業者においてその専門性を生かせるほか、不動産コンサルタントとして独立開業もめざせる資格です。
【専門性】知識★★☆ こんな試験
試験は、午前中に択一式試験が、午後に記述式試験が行われます。
択一式試験は4肢択一のマークシート方式で、「事業」「経済」「金融」「税制」「建築」「法律」の7科目から成ります。
記述式試験は必須科目と選択科目があり、必須科目は「実務」「事業」「経済」の3科目、選択科目は「金融」「税制」「建築」「法律」の4科目から1科目選択となります。
択一式試験と記述式試験の合計得点が、満点の60%以上の場合に試験合格となります。
【目安】費用4~8万円程度こんな勉強
不動産流通近代化センターからテキストが発刊されているほか、過去問題集なども市販されていますので、それらを用いての自学自習が可能です。
このほか、各地の宅地建物取引業協会で実施されている、不動産コンサルティング基礎教育を受講する方法もあります。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 不動産流通近代化センター
◆試験科目
●択一式試験:事業/経済/金融/税制/建築/法律
●記述式試験:実務/事業/経済/選択科目(金融・税制・建築・法律より1科目選択)
◆合格基準
択一式・記述式合計で60%以上の得点
◆合格率
50~70%程度
|
||
|
公認不動産コンサルティングマスター |
|
|