歯科衛生士

虫歯予防と歯みがき指導の国家資格です。

職種・業界:

はみがき

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 1月上旬~下旬
試験実施日: 3月上旬の日曜日
合格発表日: 3月下旬
受験地  : 北海道・宮城・東京・新潟・愛知・大阪・広島・香川・福岡・沖縄
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 歯科衛生士とは、歯科診療の補助、歯科予防の処置、歯科保健指導を行うエキスパートです。歯医者さんへ行くと、歯科医師の補助をする女性が脇にいますが、患者さんの口の中を触ることが許されているのが歯科衛生士で、許されていないのが歯科助手です。また、虫歯や歯周病予防のために歯石を取り除くスケーラー処置や、正しいブラッシングの仕方を指導するのも歯科衛生士になります。
 歯科衛生士になるには、歯科衛生士の養成課程のある短大や専門学校で3年以上の専門教育を受けたのち、国家試験に合格して免許を取得しなければなりません。
 歯科衛生士のおもな職場は歯科クリニックや病院の歯科診療科ですが、高齢者の介護予防のための歯科保健指導など、介護福祉分野での活躍の場も増えています。また5年以上のキャリアを積めば、介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格も得られます。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 試験は午前と午後の2部構成で行われ、午前・午後とも一般的な知識を試す問題が出題されます。
 出題範囲は、人体の構造と機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ちおよび回復過程の促進、歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組みなどの専門領域ですが、出題・解答形式は4肢択一(もしくは択二)のマークシート方式になります。
 合格率は95%前後ですから、歯科衛生士になるための専門教育の成果を確認する試験、という位置づけになります。

【目安】学習期間3年間、費用200~250万円程度(※専門学校の場合)こんな勉強

 歯科衛生士の養成課程のカリキュラムは、一般教養科目、口腔解剖学・口腔生理学・口腔衛生学などの専門基礎科目、歯科補綴学・歯科矯正学・歯科予防処置・歯科保健指導などの専門科目、そして実習の4つに分かれます。
 実習は校内で行うマネキン実習のほか、病院歯科や福祉施設など歯科衛生士が働いている現場での臨地実習や、幼稚園でのブラッシング指導などがあります。数百時間に及ぶ実習を通じて、患者さんとの接し方、診療補助の仕方、基本的な検査、処置や保健指導を実際に体験します。
 入学するためには入学試験に合格しなければなりませんが、専門学校の場合の入学試験は、書類選考・面接・論文のみの場合が多く、入学時期は概ね年1回4月です。

参考書・問題集
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スクール
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試験概要

◆主催団体
  厚生労働省
※試験実施機関は、一般財団法人 歯科医療振興財団
◆試験科目
人体(歯・口腔を除く)の構造と機能/歯・口腔の構造と機能/疾病の成り立ちおよび回復過程の促進/歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み/歯科衛生士概論/臨床歯科医学/歯科予防処置論/歯科保健指導論および歯科診療補助論
◆合格基準
全体で60%以上の得点
◆合格率
95%程度


 
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