簿記能力検定

簿記のスタンダードな資格の一つです。

職種・業界:

簿記能力

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: [5月試験]:4月上旬~5月上旬
[7月試験]:5月中旬~6月中旬
[11月試験]:9月下旬~10月下旬
[2月試験]:12月中旬~1月中旬
試験実施日: [5月試験]:5月下旬の日曜日
[7月試験]:7月上旬の日曜日
[11月試験]:11月下旬の日曜日
[2月試験]:2月中旬の日曜日
※上級は7月・2月のみ
合格発表日: 試験実施日から1週間以内
※上級は2ヵ月以内
受験地  : 全国40都道府県
取得方法 : 試験合格
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★★☆  こんな資格

 簿記の資格の中では、日商の簿記検定に次ぐスタンダードな資格です。
 試験は、4~1級と上級の合わせて5つの試験級があり、誰でも、またどの試験級でも受験することができます。
 4級は商業簿記の初歩レベル、3級は個人商店の経理担当者レベル、2級は小売業などの企業の経理担当者レベル、1級はメーカーなども含めた一般企業の経理責任者レベルになります。
 上級はさらに高度で複雑な実務処理をできるレベルで、日商の簿記1級の場合と同様、合格者には税理士試験の受験資格が与えられます。

【専門性】知識★★☆  こんな試験

 全経(全国経理教育協会)加盟の各専門学校が試験会場で、上級は年2回、その他の試験級は年3回行われます。
 試験は、時間帯をずらして行われるため、2級と1級など、隣り合う2つの試験級を同一試験日に併願受験できます。
 4~2級は、いわゆる商業簿記の範囲で、1級になるとこれに工業簿記が加わり、「会計」と「工業簿記」の2科目になります。1級は科目合格の制度があり、3回以内の試験で残りの科目を合格すれば1級合格となります。
 上級は、「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目で、合格基準は全科目の総得点のほかに、科目ごとの最低ラインが設けられています。

【目安】費用5~10万円程度(※1級の場合)こんな勉強

 本を読んで理解するよりも、実際に演習をしながら身につけていくような勉強になります。その意味では、独学よりもスクールに通って先生に習う方が効果的です。
 学習範囲は、全経の4級が日商の4級、全経の3~2級が日商の3級、全経の1級が日商の2級、全経の上級が日商の1級とそれぞれ重なりますので、日商とのWライセンスをめざすケースも多いようです。
 レベル的には日商の方が難しいとされていますが、上級の「会計学」では論述問題も出題されるため、それなりの対策が必要になります。

参考書・問題集
  Amazon(本)

試験概要

◆主催団体
  公益社団法人 全国経理教育協会
◆試験科目
●4~2級:商業簿記
●1級:会計/工業簿記
●上級:商業簿記/会計学/工業簿記/原価計算
◆合格基準
●4~1級:各科目とも70%以上の得点
●上級:各科目とも40%以上、かつ全体で70%以上の得点
◆合格率
4級:70~80%、3級:60~70%、2級:50~60%、1級(会計):20~40%、1級(工簿):50~70%、上級:10~20%程度


 
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