自転車安全整備士
自転車の安全利用のための整備点検技術などを認定する資格です。
職種・業界: | 運輸・倉庫に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 技能試験あり , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 実務要件あり , 年齢要件あり | |
受験申込日: | 5月下旬~6月上旬 | |
試験実施日: | 8月の木曜日(※受験地により日程が異なる) | |
合格発表日: | 10月上旬 | |
受験地 : | 北海道・宮城・茨城・千葉・埼玉・東京・愛知・滋賀・大阪・広島・香川・福岡 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 独立開業★☆☆ こんな資格
自転車の整備・点検の技術と、交通ルールに従った正しい乗り方の指導力を認定する、警察庁後援の民間資格です
試験を受けるには、18歳以上で、自転車の組立・検査・整備に関して2年以上の実務経験が必要になります。
なお、自転車メーカーでの組立や検査・整備技術を認定する「自転車技士」の資格試験も、「自転車安全整備士」と同じ試験日程・試験会場で行われます。
自転車安全整備士が整備・点検した自転車には、事故時の傷害補償保険と相手方への賠償責任補償保険が付いた「TSマーク」を貼ることができますので、自転車販売店でのキャリアアップや独立開業には欠かせない資格です。
【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験
試験は、学科・実技・面接の3科目から成ります。
学科試験は、自転車の構造や点検・整備、安全利用の指導に関する○×問題になります。
実技試験は、受験者が7分組み状態のスポーツ車やマウンテンバイクを持ち込んで、分解・組立を行います。
面接試験は、自転車の安全利用や利用者に応じた指導方法について、1対1もしくは1対多で行われる、5分程度の口頭試問です。
学科・実技・面接のいずれかの試験科目にのみ合格した場合は、翌年度に限り、合格した試験科目の免除が受けられます。
ちなみに、「自転車技士」の試験は学科と実技のみで、「自転車安全整備士」試験との併願受験も可能です。
【目安】費用2~6万円程度こんな勉強
自転車の安全整備制度関係規程集や点検整備マニュアルなど、指定されている受験教材に沿った勉強になります。
対策講座や講習会もありますので、自学自習が苦手な方にはお薦めです。
試験概要
◆主催団体
公益財団法人 日本交通管理技術協会
◆試験科目
●学科試験:自転車の構造・機能/点検・整備/安全利用の指導
●実技試験:準備/分解/組立
●面接試験
◆合格基準
●学科試験:70%以上の得点
●実技試験:減点審査により、30%以下の減点(※ただし、必須項目の未完成等があれば不合格)
●面接試験:A・B・Cの3段階評価のA・B
◆合格率
70%程度