計算実務能力検定
経理業務に必要な計算能力を評価する資格です。
職種・業界: | 経営・会計・財務に関する資格 |
|
---|---|---|
資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [10月試験]:8月上旬~9月上旬 [1月試験]:11月中旬~12月中旬 |
|
試験実施日: | [10月試験]:10月上旬の土曜日 [1月試験]:1月下旬の土曜日 |
|
合格発表日: | 試験実施日から1週間以内 | |
受験地 : | 全国21都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
会社の経理担当者として必要な、実務的な計算能力を評価する資格です。
入出金伝票や各種帳簿など、簿記にまつわる日常業務や決算業務での計算のほかに、比率計算・利息計算・損益計算・原価計算などの各種計算も含まれます。
試験は、3級・2級・1級の3つのレベルの試験級で行われ、誰でも、またどの試験級でも受験できます。
経理・会計部門の担当者としては、簿記の知識とともに欠かせない実務的な能力です。就転職の際にアピールしたいのであれば、1級取得が目標です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
試験会場は、全国経理教育協会加盟の各専門学校になります。
各試験級とも、伝票・帳簿にまつわる「帳票計算」と、その他の各種計算に関する「商業計算」の2科目で、電卓は使用可能です。
「帳票計算」では、試験級が上がるにつれ計算桁数が大きくなり、また2級では合計残高試算表、1級では精算表が加わるなど帳票類も増えていきます。
「商業計算」についても、3級では単純な割合計算や利息(単利)計算ですが、2級では手形割引、1級では各種財務比率、複利計算、数表を用いた年金計算など出題内容も複雑になります。
なお同一試験日に、3・2級など2つの試験級を併願受験することもできます。
【目安】費用1万円以内こんな勉強
試験対策としては、全国経理教育協会から過去問題集が出ていますので、それを用いての自学自習になります。
試験概要
◆主催団体
公益社団法人 全国経理教育協会
◆試験科目
帳票計算/商業計算
※各試験級とも同じ
◆合格基準
各試験級とも、70%以上の得点
◆合格率
各試験級とも、60~80%程度