金融窓ロサービス技能士
銀行の窓口業務に必要な知識を認証する資格です。
職種・業界: | 金融・保険・証券に関する資格 |
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資格の種類: | 国家資格(認定資格) | |
試験方法 : | 技能試験あり , 面接・口述試験あり | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [5月試験]:3月中旬~4月上旬 [1月試験]:11月中旬~12月上旬 ※5月試験は3・2・1級、1月試験は3・2級 |
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試験実施日: | [5月試験]:5月下旬の日曜日 [1月試験]:1月下旬の日曜日 ※1級の実技試験は別日程 |
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合格発表日: | [5月試験]:7月上旬 [1月試験]:3月上旬 |
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受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
厚生労働省の技能検定制度の一つで、銀行や信用金庫などの金融機関の窓口業務に必要な知識を認証する国家資格です。
試験は、預金業務などの一般的な窓口業務である「テラー業務」と、投資信託や保険など窓口での取扱商品全般に関する「金融商品コンサルティング業務」に分かれ、それぞれ3・2・1級の3つの試験級で実施されます。
3級は誰でも受検することができますが、2級・1級は所定の実務年数か下位級合格が受検の要件になります。
金融機関への就転職やキャリアアップに有効な資格です。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
各試験とも、学科試験と実技試験が行われます。3・2級は学科・実技とも同一試験日に行われますが、1級は、学科試験合格者のみ、別日程で実技試験を受検することになります。
学科試験は、○×式・択一式・語群選択式のマークシート試験で、「テラー業務」と「金融商品コンサルティング業務」の共通問題と、各業務ごとに特化した問題が出題されます。
実技試験は窓口サービスに関する事例問題で、3級は択一式のマークシート問題、2級は記述問題、1級はロールプレイになります。
なお、3・2級については、学科・実技のいずれか一方のみ合格の場合、翌々年度までの試験については、合格した方の試験が免除となります。また、例えば3級の「テラー業務」の合格者は、3級の「金融商品コンサルティング業務」の学科試験の免除も受けられます。
【目安】費用2~3万円こんな勉強
金融商品や年金・税金に関する知識など、社会生活においても役立つ知識を体系的に勉強できる点がメリットです。
市販のテキストや問題集はありませんので、㈱きんざいの通信講座で勉強するのがスタンダードな勉強法になります。
試験概要
◆主催団体
一般社団法人 金融財政事情研究会
◆試験科目
●3級(テラー業務)
[学科試験]:(1)共通編(投資型金融商品を取り巻く環境、投資型金融商品及び保険商品の仕組みと特徴、販売・勧誘ルールの基本)/(2)テラー業務編(窓口事務、預金業務、相談業務、セールス、その他の業務)
[実技試験]:基本的応対、事務手続・実務知識、商品知識、情報収集・活用能力、セールス姿勢・展開力
●3級(金融商品コンサルティング業務)
[学科試験]:(1)共通編/(2)金融商品コンサルティング業務編(金融商品コンサルティングの基本と金融市場・リスクの理解、金融商品販売の知識、金融商品コンサルティング業務に係る各種法規制の概要と業規制、金融商品コンサルティング業務に係る各種規制と顧客保護、クレーム処理)
[実技試験]:投資型金融商品知識、コンプライアンスに則ったコンサルティング、説明技能、提案技能、クレーム対応力
●2級(テラー業務)
●2級(金融商品コンサルティング業務)
●1級(テラー業務)
●1級(金融商品コンサルティング業務)
◆合格基準
学科試験・実技試験ともに、70%以上の得点
※2級(テラー業務)・1級(テラー業務)の実技試験は、80%以上の得点
◆合格率
3級は学科・実技とも60~70%程度、2級は学科・実技とも40~50%程度、1級は学科・実技とも20~30%程度
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金融窓ロサービス技能士 |
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