韓国語能力評価試験(KLAT)
韓国政府所管の財団が主催する韓国語試験です。
職種・業界: | 国際関連(第二外国語)に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | [春季試験]:3月下旬~4月下旬 [秋季試験]:9月上~下旬 |
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試験実施日: | [春季試験]:5月中旬の日曜日 [秋季試験]:10月下旬の日曜日 |
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合格発表日: | [春季試験]:6月上旬 [秋季試験]:11月中旬 |
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受験地 : | 東京・横浜・大阪・広島・福岡 ※広島は初級レベルのみ |
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取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★★☆ 社会生活★☆☆ こんな資格
韓国文化体育観光部所管の民間財団、韓国語能力評価院が主催する韓国語試験です。
試験は、「聴解」「語彙・文法」「読解」「書き取り・作文」に関する筆記試験で、「会話」に関する口述試験はありません。初級・中級・上級の3つのレベルに分けて実施され、得点に応じて初級は1もしくは2級、中級は3もしくは4級、上級は5もしくは最上級に当たる6級に評価されます。
KLATは、TOEIC®テストなどと同様にCEF(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)という世界共通基準に準拠した試験で、他の言語と同じ基準で語学力を測ることができるため、企業の採用・昇進や現地企業への出向、韓国国内の大学への留学の際の評価基準にもなっています。
日常生活において不自由のないレベルは3級、仕事での一般的な対応や特定の学問分野での修学は4級が目標レベルになります。同じ韓国語に関する資格としてはハングル能力検定がありますが、国外で資格を生かすのであれば韓国語能力評価試験(KLAT)が有利です。
【専門性】知識★★☆ 技能★★☆ こんな試験
初級・中級レベルは、「聴解」「語彙・文法」「読解」について4肢択一のマークシート問題が出題されます。問題文も韓国語での設問になります。
上級レベルは、「聴解」「読解」の4肢択一マークシート問題と、「聞き取り・作文」の筆記問題が出題されます。
初級レベルの場合であれば不合格・1級・2級といった具合に、各レベルとも得点に応じて成績評価が行われ、成績表には得点も表記されます。
【目安】費用0.5~3万円(※初級レベルの場合)こんな勉強
韓国語の単語や文法は比較的日本語に近いと言われており、ハングルは世界でもっとも合理的な文字とされていますが、いざ勉強するとなると、暗号を一から解読するような困難を強いられます。
初心者の場合は、NHKのハングル講座や放送大学の韓国語講座、あるいは街中の語学教室に通うなどして、初級レベルから始めるのが一般的なスタイルになります。
各レベルに到達するための学習時間は、初級が400時間未満、中級が400~800時間、上級が800時間以上とされています。
参考書・問題集
Amazon(本)
試験概要
◆主催団体
NPO法人 日韓コミュニケーション協会
◆試験科目
●初級・中級レベル:聴解/語彙・文法/読解
●上級レベル:聴解/読解/聞き取り・作文
◆合格基準
●初級レベル:40~69%の得点で1級、70%以上の得点で2級
●中級レベル:40~69%の得点で3級、70%以上の得点で4級
●上級レベル:50~79%の得点で5級、80%以上の得点で6級
◆合格率
非公開