Excel®表計算処理技能認定試験
Excel®を使った表計算の能力を評価する資格です。
職種・業界: | パソコンスキルに関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | CBT・WBT | |
受験資格 : | 原則、だれでも受験可能 | |
受験申込日: | 試験日の3週間前まで | |
試験実施日: | 随時 | |
合格発表日: | 試験日の概ね1ヵ月後 | |
受験地 : | 全都道府県 | |
取得方法 : | 試験合格 | |
有効期限 : | 生涯有効 |
【メリット】社内評価★☆☆ こんな資格
パソコンの表計算能力を測る資格で、表計算の定番ソフトであるマイクロソフト社のExcel®を使った試験になります。マイクロソフト社が実施するMOS試験が、製品(Excel®)の機能やコマンドを使いこなす技量に視点が置かれるのに較べ、Excel®表計算処理技能認定試験は、ビジネスシーンにおける表計算処理の実務的な能力に視点が置かれる点で、試験の趣きが異なります。
試験は、3・2・1級の3つの試験級があり、3級はExcel®のワークシートの作成や入力処理、2級は日常的な表計算処理、1級はVBA(プログラミング)の手前のマクロやデータベース機能の活用が試験範囲となります。誰でも、またどの試験級でも受験できます。
Excel®は、とりわけ事務職では必須のビジネスツールですが、就転職の際のアピールポイントにするのであれば、2級以上の取得をめざしたいところです。
試験主催団体のサーティファイが実施するWord・Excel®・Access®の各1級資格と、PowerPoint®上級の4資格を併せ持つと、サーティファイ・オフィス・マスターの認定が受けられます。
【専門性】知識★☆☆ 技能★☆☆ こんな試験
パソコンスクールなどの試験会場で実施される随時試験になります。試験はCBT方式(コンピュータを使った試験方式)で行われ、Excel®の最新バージョンだけではなく、旧バージョンでの受験も可能です。
試験内容は、基本的には知識試験と実技試験で構成され、知識試験では、主にExcel®の機能に関する3肢択一問題と正誤問題が出題されます。
実技試験は、事例と課題に従って、売上報告書の作成、関数処理やデータの並べ替え・抽出による分析、グラフ作成、印刷設定などExcel®の操作を行います。
【目安】費用2~10万円(※2級の場合)こんな勉強
試験主催団体のサーティファイが公表している目安では、初心者が3級合格をめざすには50時間、3級合格者が2級合格をめざすには40時間、2級合格者が1級合格をめざすには30時間となっています。
初心者の場合は、自己流ではなく標準的な操作方法をマスターするという点と、慣れ親しんだマシン環境で受験できるという点で、随時試験の試験会場となっているパソコンスクールなどに通って、先生に教わりながら修得するのが効率的です。
実務でExcel®をある程度使いこなせる場合は、市販の基本書や、サンプル問題のCD-ROMが付いた問題集などを使って、自学自習で合格をめざすことも可能です。
参考書・問題集
Amazon(本)
スクール
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試験概要
◆主催団体
㈱サーティファイ ソフトウェア活用能力認定委員会
◆試験科目
●3級:知識試験/実技試験(ワークシートの作成、データ入力)
●2級:知識試験/実技試験(表計算処理)
●1級:知識試験/実技試験(表計算処理、ビジネス帳票、データベース)
◆合格基準
各試験級とも、70%以上の得点
◆合格率
75%程度
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Excel®表計算処理技能認定試験 |
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