消防設備点検資格者

消防設備を点検できる国家資格です。

職種・業界:

消防設備点検

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日:
試験実施日:
合格発表日:
受験地  :
取得方法 : 研修修了
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆  こんな資格

 学校・病院・工場・事業所・デパート・飲食店・ホテルなどに設置されている消防用設備は、「消防設備点検資格者」または「消防設備士」による定期点検が義務づけられています。
 消防設備点検資格者は、点検できる消防用設備の種類に応じて特種・第1種・第2種の3種類に分かれます。特種は大規模な消防防災システムなど、第1種は消火器・消火栓・スプリンクラーなど、第2種は火災報知器・ガス漏れ警報器・避難器具などの消防用設備がそれぞれ対象となります。
 資格を取るには、消防設備点検資格者講習を修了しなければなりません。講習を受けるには、消防用設備の工事や整備に関して5年以上の実務経験が必要ですが、大学や高校で理工系学科を修業した場合は、学歴に応じて実務年数が軽減されます。このほか、自治体の消防行政の事務経験がある場合や、電気工事士電気主任技術者管工事施工管理技士などの他資格を保有している場合も受講できます。
 なお消防設備士は、消防用設備の点検だけではなく工事や整備もできる上位の資格に当たります。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 ※試験は行われません。

【目安】費用3万円程度こんな勉強

 講習は、消防設備協会など、全国の関連団体において定期的に実施されます。講習のスケジュールは、特種・第1種・第2種とも3日間で、最終日に修了考査が行われます。
 修了考査の合格基準は70%以上の得点で、合格すれば免状申請ののち、消防設備点検資格者の免状を取得できます。
 なお免状の有効期限は5年間で、更新をするためには再講習(1日間)の受講修了が必要になります。

試験概要

◆主催団体
  一般財団法人 日本消防設備安全センター
◆講習内容
●第1種の場合
火災予防概論/消防法規/消防用設備等及び特殊消防用設備等の点検制度/建築基準法規/消火器具の技術基準・点検要領/非常電源・配線の技術基準・点検要領/各種消火設備の技術基準・点検要領


 
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