管理業務主任者

マンション・共同ビルの管理会社に必置の国家資格です。

職種・業界:

管理業務主任者

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日: 9月上~下旬
試験実施日: 12月上旬の日曜日
合格発表日: 1月中旬
受験地  : 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・那覇
取得方法 : 試験合格後に登録
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★★☆ 独立開業★☆☆ 社会生活★☆☆こんな資格

 分譲マンションでは、マンション管理組合がマンションの管理方法を決めますが、組合員はマンションの住人ですから、実際の運用はプロであるマンション管理業者に委託しています。この委託契約が適正に行われるように、マンション管理業者には一定割合の管理業務主任者を置くことが法律で義務づけられています。
 管理業務主任者はマンション管理業者においては必須資格ですが、分譲マンションを手掛ける不動産業者の多くは傘下にマンション管理業者を持っていますので、こうした不動産業者においても資格取得が奨励され有資格者は厚遇されています。
 なお管理業務主任者として仕事をするには、試験合格後に仕事先を通じて国土交通省に登録をし、管理業務主任者証の交付を受ける必要があります。主任者証は5年毎の更新となります。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 マンションの管理事務に関する専門知識を試すために、管理事務の委託契約、管理組合の会計と出納、マンションの維持・修繕、マンション管理適正化法、その他管理事務の実施に関すること、から出題されます。
 出題範囲が似通っているマンション管理士試験と同様、試験問題は全50問の4肢択一マークシート方式で、合格ラインは50点満点中35点前後ですが、難易度の面では管理業務主任者の方がマンション管理士よりも合格しやすい試験と言えます。
 なお、マンション管理士の合格者は、管理業務主任者試験のマンション管理適正化法5問分が免除(正答扱い)になります。

【目安】学習時間300時間、費用5~15万円こんな勉強

 管理事務の契約や実施に関する知識として、民法・区分所有法といった法律のルールや、そのルールに沿ったひな型としてマンション標準管理委託契約書・マンション標準管理規約が具体的な履修項目になります。
 それぞれ相互に関連の深い項目ですし、出題数全体の5~6割を占める項目でもありますので、ここを中心に据えた勉強になります。

参考書・問題集
  Amazon(本) Amazon(PCソフト)
通信講座
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  ケイコとマナブ.netで探す(管理業務主任者の通信講座)
スクール
  [BrushUP学び]で探す(管理業務主任者のスクール)

試験概要

◆主催団体
  一般社団法人 高層住宅管理業協会
◆試験範囲
(1)管理事務の委託契約に関すること
(2)管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
(3)建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
(5)前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること
◆合格基準
概ね70%以上の得点
◆合格率
20%前後


 
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