栄養士

献立作りと栄養指導を行うことができる国家資格です。

職種・業界:

栄養士

資格の種類:
試験方法 :
受験資格 :
受験申込日:
試験実施日:
合格発表日:
受験地  :
取得方法 : 養成課程修了後に免許交付申請
有効期限 : 生涯有効

【メリット】社内評価★☆☆ 社会生活★☆☆ こんな資格

 栄養士のしごとの中心は給食における献立作りや栄養管理で、1回100食または1日250食以上提供する給食施設は、栄養士を置くように努める義務が課されています。また、病院や保健所での栄養指導や市町村が行う栄養相談なども、栄養士の専門領域になります。
 栄養士になるには、養成課程のある大学・短大・専門学校等で2年以上の専門教育を受け、都道府県知事の免許交付を受ける必要がありますが、国家試験は行われません。
 栄養士のおもな職場は病院・学校・職場などですが、食品会社の商品開発、スポーツ施設における栄養指導、食育やフードコーディネートの分野など、その活躍のステージはさまざまです。また飲食店では養成講習を受けた食品衛生責任者の設置が義務づけられていますが、栄養士の場合は養成講習を受けることなく食品衛生責任者となることができます。
 栄養士として一定年数の経験を積めば管理栄養士の受験資格が得られ、専門性を高めることもできます。さらに、栄養士として5年以上のキャリアを積めば介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験資格も得られ、福祉分野でのステップアップや独立開業も可能です。

【専門性】知識★☆☆  こんな試験

 ※試験は行われません。

【目安】学習期間2年間、費用250万円程度(※専門学校の場合)こんな勉強

 栄養士の養成課程のカリキュラムは、一般教養、公衆衛生学・生理学・食品学などの専門基礎分野、栄養学・栄養指導・調理実習などの専門分野、そして校外実習の4つに分かれます。
 校外実習は、病院や給食センターなど栄養士が働いている現場で行われます。
 大学は4年制、短大・専門学校の多くは2年制ですが、校外実習が必要なこともあって夜間や通信制のコースはありません。なお管理栄養士をめざす場合、4年制卒業では1年以上、2年制卒業では3年以上など、栄養士養成課程の修業年限に応じて、受験に必要な実務年数が異なります。
 入学するためには入学試験に合格しなければなりませんが、専門学校の一般入試は、高校卒業レベルの国語・英語・生物といった教養科目と、作文・面接試験になります。

通信講座
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試験概要

◆主管団体
  厚生労働省
◆栄養士養成課程のカリキュラム内容
社会生活と健康(公衆衛生学・社会福祉概論)/人体の構造と機能(解剖学・生理学・生化学)/食品と衛生(食品学・食品加工学・食品衛生学)/栄養と健康(栄養学・臨床栄養学概論)/栄養の指導(栄養指導論・公衆栄養学概論)/給食の運営(調理学・給食計画論・給食実務論)


 
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