商業施設士
街づくり・店づくりの専門資格です。
職種・業界: | 建築に関する資格 |
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資格の種類: | 民間資格 | |
試験方法 : | 筆記試験(記述・論述あり) | |
受験資格 : | 学歴要件あり , 実務要件あり , 年齢要件あり | |
受験申込日: | 4月下旬~6月上旬 | |
試験実施日: | 6月下旬の日曜日 | |
合格発表日: | 7月下旬 | |
受験地 : | 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄 | |
取得方法 : | 試験合格後に登録 | |
有効期限 : | 3年間(※機関誌購読により更新) |
【メリット】社内評価★☆☆ 独立開業★☆☆ こんな資格
商店街やショッピングモール、専門店・百貨店・ショールームなど、商業施設の企画からデザイン・設計・運営管理システムまで、総合的なプロデュース力を認定する資格です。
試験は、学科試験と構想表現(実技)試験があり、学科試験は20歳以上であれば誰でも受験できますが、構想表現(実技)試験は学歴や実務経験年数・他資格保有などの条件が加わります。このほか、インテリアや建築課程のある認定校を卒業していれば、講習修了により商業施設士補となり、構想表現(実技)試験の受験ができます。
商業施設士の主な職場は、店舗設計を行うデザイン事務所や設計事務所、店舗経営やマーケティングに関するコンサルティング事務所などですが、経験と実績を積んで空間デザイナーや店舗プロデューサーとして独立開業することも夢ではありません。
【専門性】知識★☆☆ こんな試験
学科試験は多肢択一式で、共通問題と選択問題から成ります。
共通問題は、商業施設の業種業態や関連法規、店舗設計・内装計画・工事監理などの総合的な知識が試されます。
選択問題は「生活と商業」「企画と計画」「施設と設計」「監理と施工」の4科目があり、このうちの2科目を選択解答します。建築士・インテリアプランナーは「施設と設計」が、中小企業診断士・販売士・インテリアコーディネーターは「生活と商業」の科目が免除(合格)となります。
構想表現(実技)試験は、「文章表現」と「図案表現」のいずれかを選択解答します。「文章表現」は商業施設の企画・計画や提案などに関する記述問題、「図案表現」は商業施設の構成計画と店舗設計に関する図面作成などの問題になります。
なお学科試験に合格すると、次年度以降の試験では学科試験の免除が受けられます。
【目安】費用3~5万円程度こんな勉強
商業施設技術団体連合会が発刊する「商業施設・創造とデザイン」からの出題が大半で、このほかに過去問解説集や「図案表現」の参考となるパース画の教本もありますので、それらを用いた自学自習が一般的な勉強方法になります。
また、受験に向けての1日対策講座もありますので、試験前の知識整理には効果的です。
参考書・問題集
Amazon(本)
通信講座
[BrushUP学び]で探す(空間デザイナーの通信講座)
スクール
[BrushUP学び]で探す(空間デザイナーのスクール)
試験概要
◆主催団体
公益社団法人 商業施設技術団体連合会
◆試験科目
●学科試験:共通問題/選択問題(生活と商業/企画と計画/施設と設計/監理と施工)
●構想表現(実技)試験:文章表現/図案表現
◆合格基準
非公開
◆合格率
非公開
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商業施設士 |
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